ボランティアの匙加減〜認め合って、楽しもう!〜
9月14日に浜通り・Jヴィレッジにて「ツール・ド・ふくしま」の、
9月17日には会津・猪苗代町カメリーナにて「全国ママさんバレーボール いそじ大会」のボランティア活動に参加してきました。
いずれも昨年から依頼を受けている大会ですが、ツール・ドの方は昨年台風で中止となったため、実質「初めての」大会です。
私たちルーターズの担当業務はスタート(14日)ゴール(15日)となるJヴィレッジ付近の「走路員」です。
レースの時間帯は交通規制が敷かれ、車は入れないはずですが、何しろコースはとても長く、その情報が完全に徹底されているわけではなく、わからず入ってくる車を規制し、走路の安全を確保するのが主な役目です。
規制開始時間になっても想定以上に車が入ってきます。
「すみません!交通規制中ですが、ご存じありませんでした?」
「いや、今ならサッと通っていいって言われて」
とか
「はあ、ちょっとだからいいでしょ!そこで出ますから」
とか、スタート直前まで車が来るので、ドキドキでした。
リーダーのAさんは、今回初めてのリーダーにも関わらず、予習もバッチリ!やる気も気遣いも素晴らしいです!
メンバーからの「困った」をしっかり聞き、サッと本部に連絡し、落ち着いて対応、指示してくれました。
実際にはレースが始まるとあっと思う間に一団は通り抜け、ボランティア活動時間はとても短いものでした。
集まった時から和気藹々、良い雰囲気の「チーム化」ができていて、移動の時間もおしゃべりが楽しく、
ある意味緊張感もあり、工夫のしがいもあり、達成感もあり、
ボランティアらしい楽しさを味わえた活動でした。
・・・と私は感じましたが、後でアンケートをみると結構「不満」が多かったです!人によって感じ方って違うもんですね!
17日のバレーボール大会のボランティアは4名という少数の活動でしたが、10代から70代まで、世代を超えて協力し合うことができました。
体育館に養生シートを敷いたり、椅子やテーブルの設置、旗の掲揚など、動き回っての力仕事で、汗だくになりました。
ママさんバレーの大会なので、主催者スタッフは全員女性です。控え室には野の花が飾られ、お弁当の後にはコーヒーカップ(陶器!)でコーヒーを入れてくださるという細やかな気遣いがありました。
短い時間ながら、これまた工夫の余地が大きく、まさに「チーム」となって活動することができ、達成感のある活動でした。
帰りには全員で近くのジェラート屋さんへ行き、軽く「打ち上げ」してきました。(親分、ごちそうさまでした!!!)
ボランティアはさじ加減の難しい活動です。
暇すぎてもつまらないし、ハードすぎるのも困りもの。やたらと難しい課題に直面するのはごめんだし、かといって単純すぎるのも面白くない。
しかも、その匙加減の好みが人によって全然異なるわけです。
私はおそらく、ボランティアの中で「テキトーさ」「いい加減さ」「大雑把さ」を測ったら、上から1割の中に入ります。最初からきちんと決まりすぎているのはどちらかと言うと苦手です。
でも、やはり、ボランティアをする人って真面目な人が多いのです!
皆さん、本当に準備から一つ一つの作業まで、計画を立て、丁寧に、誰でもわかるようにマニュアル化して、そつなくこなすことが上手です。
課題があれば次の大会のためにちゃんと記録し、報告してくれます。
人によって「快適さ」が違うのだと、
ボランティアをやっているとよくわかります。
互いのその感覚の違いを「正す」のではなく、認め合い、許し合い、楽しみあってできるのがボランティアの最高の魅力なんだなと最近はつくづく思います。
私がリーダーとか指導係につくと、本当にテキトーで、皆さんごめんなさい!です。
実は毎回反省しつつも、変えられない自分を、責めすぎずにまた懲りずに参加しております。
一緒に活動したBさんから
「齋藤さん、ストレスなさそうだよね」
との温かい言葉をいただきました!
はい!
本当にボランティア仲間の皆さんのおかげです!!!
ありがとうございます。
これからも皆さん、自分らしい「匙加減」でストレスなくボランティアを楽しみましょうね!
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