ファイヤーボンズ・ボランティア考
福島ファイヤーボンズのボランティア活動が、今シーズンも始まった!
「BONDS CREW」という名称は昨年からあったものの、
昨年のユニフォームは「ルーターズのビブス」で結局一年間通した。
もちろん、私たちルーターズにとっては、
ブースターの皆様方にルーターズを認識していただく貴重な機会となり、大変ありがたかったわけだけど、
やっぱり素敵なビブスができてくると、
「チームの一員になった!」感があり、とても嬉しい!
ちゃんと下の方に
「Supported by うつくしまスポーツルーターズ」
の文字が輝いているではないですか!!!
デザインも色もオシャレだし、素材もとっても良くて、着心地抜群!
(ポケットが欲しい、とか言い出したらキリがない欲求はあるわけだけど)
さあ!肝心のボランティア活動の方は・・・?
というと、これがなかなか「順風満帆」とはいかないのだ。
Max 3,000人の観客にきちんと対応し、十分な休憩時間を確保するには18~20人くらいの体制を取りたいのだけど、
応募が本当に少ない。😭
その理由を考察してみた。
① ルーターズ会員にとっては、活動がハード(というイメージが定着してしまっている)
集合から解散までが約7時間、つまりこれは「1日潰れる」計算だ。
しかもBリーグの場合、開場が試合開始の3時間前で、ゲート周りを担当するボランティアとしては「お客さんに対応する時間(つまり緊張感を持って立ち続けている時間)がとても長い」。
ルーターズ会員は年配の方も多く、またとても「鼻が効く」のだ!笑
「プロの華やかな雰囲気を壊さぬよう、テキパキと動き続ける自信はない」とボランティアに躊躇する方は多い。
また、マラソンなどのスポーツイベントは「選手」と「スタッフ(ボランティアを含む)」で成り立っているケースが多いけど、プロスポーツはそこに「観客」という(最高ポジションの)存在がある。
ここへの気遣いはどうしてもハードルが上がってしまう。
「スポーツのお手伝いはしたいけど、サービス業的立ち位置を求められるのは苦手だ」というルーターズ会員は、実は多い。
② 学生の参加が少ない!
昨年は郡山市内をはじめとする、高校や大学、専門学校などから学生がコンスタントに参加してくれていたけど、なぜか今年はそれがあまりない。
コロナがまだ5類になる前だった昨年は、「ボランティア活動の場」そのものが少なかったのかもしれない。
特に福祉関係や公共機関においては、ボランティア活躍の場はほぼなかっただろう。
ところが、今年はそれらの多くが再開している。
だとしたら、何も「ファイヤーボンズでなくてはならない」理由はないのかもしれない。
さあ、困った!
では、どうすればボランティアが集まるのだろう?
たぶん「特効薬」はないのだろう。
ボランティアをしている私たちがしっかり活動をこなしつつ楽しんで、
それをファイヤーボンズスタッフがちゃんと認めて、
もちろん、その楽しさや感謝を笑顔とツールでしっかり発信して、
「ちょっとやってみようかな?」
と思う人を地道に増やしていくしかないように思う。
(例えば、試合後にチアリーダーや選手と一緒に写真を撮ってもらえるのはとても嬉しい「特典」です↓)
ファイヤーボンズのボランティアは決して「楽(らく)」だけではない。
でも、チームのみんなと一緒に「スポーツで郡山を、福島を元気にしよう!」という本来的な目標に向かっている実感がある。
私の個人的目標は「1ヶ月に1回はボランティアする」だ。
それが「1シーズンに1回」でも全然いいと思う。
よかったら、一度チャレンジしてみて欲しい。
たくさんの市民県民が、このチームに関わることを心よりお待ちしています。
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