ハーブティーからティサーナまで(4) ティサーナのその先
2022年6月渡欧時 欧州でティサーナを買いたかったけど、今回はイタリアまで行く予定はありません。
ドイツには風邪ひいたらお茶飲んで寝とけ~ の薬用茶があるけど、ティサーナみたいなものは見掛けません。
どこかでティサーナ買えないかなあ としばらく思案。イタリアのティサーナみたいなものフランスにないのかなぁ と思ったらありました。
ハーブ、薬草を専門に扱う薬局はフランス語でエルボリステリと云うそうで、こちらはパレ=ロワイヤル近くにあるエルボリステリ。なんだこの単語と思ったら Herboristerie ハーブ屋さんってことでしょうね。
こちらのお店は日本人の店員がいるというのでよくネットにもでてきます。
この日は不在だったようで、英語で色々教えてもらったが、なんか要領得ず。。。
<パリのエルボリステリ>
専門店って店構えだから、フラッとはちょっと入りにくい。品揃えは奥が深いので、ハマったら深い。
次に行ったのが、サンジェルマンデュプレ界隈のこちらのお店。こちらはエルボリステリってよりはお茶の店って感じかな。最初にエルボリステリ行ったときに、私はナニをしたいの? と判らなくなっちゃったので、シングルハーブもいいけど、ハウスブレンドと云うかおすすめミックスがあれば教えて下さい と尋ねることにしました。
そうすると、どちらのお店でも色々教えてくれました。こちらのお店ではお店のオススメをひとつ買ってみました。
店内はこんな感じ。テ いわゆる、お茶も色々あって楽しめます。今日は暑いから と言って冷たいお茶をもらいました。ルイボスとメリッサ? と聞いたら当たりでした。すっきり美味しい冷茶でした。
うーん、もうちょっとお店に行ってみたいなあ と探すと、土地勘のあるClichyあたりに2軒あるのでさらに訪問。
こちらは左が普通の薬局で右がエルボリステリ
色々聞いてたら、2階で個別の注文聞くよとのことで2階に行きました。 が、 調剤待ちのお客が多くて個別調合は断念。。。
その次に行った、今回のアタリがこちら。
ここで色々相談しながら調合してもらったことがよい体験になりました。
カタい、昔ながらっぽいお店。
最初は、なんか融通利かん店員だったけど、
それから交代してくれた人が英語の相談に色々のってくれて個別調合してくれることになりました。
棚の奥は色々なハーブが袋詰めされています。
お客はけっこう途切れずにやってきてこうしたパッケージを買っていきます。
手前にあるのが、お店のブレンドのサンプル
段々面白くなって、ティサーナメリッサコンポスタの原料を聞いたら、それぞれちゃんとお店にあるとのこと。
それぞれ、英語、ドイツ語、イタリア語の単語をいうと、なんとか通じたんだけど、リンデン(菩提樹の花と樹皮)は通じ難かった。。。
それぞれ買うと70€ぐらいになるというので、ちょっとためらってたら個別調合したら100g単位で安くなるというので割合に自信ないながら、調合してもらったものを200g買ってみました。
その出来は? というと、メリッサコンポスタとはちょっと違うけど、レモンバームとミントに効いた爽やかなティサーナ 私専用! でした。