ねぇ、ねぇ、ヨーロッパってさ、 サマータイム まだやってるの?
パリのゴブランのくまさんたちも気にしてると思います。
ヨーロッパって、コロナ前からサマータイムは今年が最後だろうってずっと言ってるけど、今年はどうなの?
2024年のサマータイム
北米や欧州ではサマータイム、デイタイムセービングがあって夏のあいだは時間が1時間早まります。今年2024年は北米では3/10(日)から11/3(日)のあいだ時計の針を1時間早めて明るい日照時間を有効活用しようというもの。
当該地域でも日本でも賛否あるようですが、北米で暮らしていた経験から云うと私はいい制度だと思います。
日本で暮らしていると夏は朝5時頃から明るいけど、そんなに早くから活動している社会人は多くないはず。一方で北米で暮らしていたときには夏の間は夜10時頃まで明るい。この夜遅くまで明るいには賛否あるでしょうが、省エネということでは効果大と思います。夜9時、10時頃まで外が明るくて活動できると、いろいろできるコトが拡がります。
身体に悪影響とか記事があったりするけど、現地生活で実体験した人ならこの仕組みに肯定的な人が多いんじゃないかと思います。
このサマータイム 欧州ではコロナ前から欧州議会がサマータイムの廃止を決めていたが、各国ではペンディング?否定?されて、今年も3/31(日)から10/27(日)のあいだ実施されます。
数年前から今年が最後って言ってたけど〜
どうなってんの?
くまさんもカフェで話題にしてると思います。
日本から行く私からすると、サマータイムはまったく苦にならないけど、アメリカと欧州で実施期間が違うのでweb会議や現地会議で時間設定をしっかり押さえておく必要があります。
欧米のこうした制度に対して人々はおおらかで、適当と見える。
日照時間を有効活用できて、仕事終わりにまだ明るいからもうひと行動できたり、省エネにも役立つってんだから、いいじゃんというのが大勢と思う。
他にも海外出たら、へえ~ っていう仕組みや数字
・肉や食べ物の単位
日本や欧州ではグラムですね。アメリカは oz オンスがメインでグラムが併記してあることがあるって感じ。スーパーで売ってる食料品はグラムが併記されてるケースが多いと思うけど、ステーキとかはオンス表記だけなので、
概略アタマに入れておく必要があります。
8オンス(約226.8グラム)
12オンス(約340.2グラム)
24オンス(約680.4グラム)
28オンス(約793.8グラム) あたりをイメージしておけばいいと思います。
28オンスのTボーン ストリップ ステーキとか気合入れて食べたりするけど、そりゃ気合要りますね。800gの肉とか日本じゃ食べる機会ないし。あ、あとパウンドもあるなあ。ややこしい。
・飲み物、液体の単位
こちらもアメリカはオンス。 ややこしいのは液体は fl oz で oz とは数値が違うこと。コーラやポップの缶は12 fl oz で355ミリリットル。
たぶん今のジュース缶の大きさ350mlはここからきてると思われ。
なんで個体と液体で量が違うんだろう? まあ、ざっと同じくらいだよって感覚なのかな。
・オンスとガロン
アメリカはもっと多い量になるとガロンが出てくるのでさらにややこしい。1ガロンは3.78リットルでガソリンはガロン単位が通常。牛乳は大きなパックは1ガロンで紙パックはハーフガロン(半分ね)とかがある。なんでアメリカってこうなの?とも思うけどみんなこれでやってるので感覚として身に付けるしかないでしょう。
一方で同じ北米でもカナダは欧州志向?なので単位はSI国際単位系でメートルやグラムで迷いがありません。これらはなんと云っても10進数なので戸惑わない。オンスなんか国によって量が違ったりするからなんとかならないの?と外野としては思います。
そういいながら、生活感から云うとアメリカの単位って共感しちゃうのです。
・距離
アメリカはマイル ほかはメートル
1マイルはだいたい1.6kmです。私が感覚として覚えているのは、昔住んでいた町の実例。アメリカ中西部のオハイオ州コロンバスからミシガン州デトロイトまでが200マイル。デトロイトから国境越えてカナダのオンタリオ州ミシサガの最寄のインターが336km地点。 ということは、デトロイトが中間点でほぼ同じ距離の200マイルあるいは330km位。
コレ、ほぼ同じ距離なのだけど、感覚としては200マイルが気楽で覚えやすいと感じます。数字が少なく単純だし、アメリカのハイウェイは1時間に60~70マイル走行すると考えれるので、だいたいどれくらい時間がかかるかもすぐ考えることができる。アメリカでは長距離移動することが多いので、同じ距離でも200マイルというのと320kmって以外と感覚が違います。
・気温
アメリカは気温も他の国と違います。
なんで?とさらに思うけど、生活してるとコレ判りやすいのです。
日本や多数派は ℃ 摂氏でアメリカは ℉ 華氏です。天気予報も華氏でやるので最初は???だと思います。
ちょっと うへぇ と思う変換式があるけど、これも感覚としてざっと身に付けちゃうといいのです。
32℉が0℃です。
ここから華氏2℉で摂氏1℃だとざっくり考えます。
50℉はだいたい10℃なので、春になってゴルフや屋外活動ができるようになる温度。70℉は20℃なので過ごしいい。だいたい70℉から80℉あたりがすごしいい温度で、90℉越えると暑い。100℉は37.8℃で体温以上なのでヤバい。くらいの感覚もっておけば天気予報の温度をすんなり受け入れられると思います。
私は長いものにグルグル巻かれるタイプ?
生活してても、出張でもこうしたしきたりにはしのごの云わずに従います。
日頃と違うことを認識しておけばだいたい困らないし、間違ってもアラッ、間違ってこんな量来ちゃったよ って笑える程度なので、郷に入っては郷に従って、間違ったときは我ながら笑う程度でだいたい大丈夫。
それぐらいでドーンと行きましょう。 さ、次の渡航準備に掛かろっと!