パリなメトロ アール ヌーヴォーな駅 おすすめ5選
パリのメトロには開業した1900年代初頭のギマールがデザインしたアール ヌーヴォーらしい、パリらしい駅がいくつか残っています。
第5位 M4 Cite シテ駅
メトロ4号線のシテ駅。
ここはパリを代表する教会 サントシャペルとノートルダム大聖堂の最寄駅になります。英語のシティの語源になったと云われるセーヌ川にあるシテ島にあるM4の駅。
セーヌ川に挟まれたシテ島にある駅なので、かなり深いところにホームがあります。
縁石、そこから生えてきたような柵や柱は典型的なメトロのギマールデザイン。
第4位 M2 Blanche ブランシェ駅 Pigalle ピガール駅 Anvers アンベール駅
第4位の3つの駅は2号線の連続する駅です。このうちピガール駅はM12の乗換駅なので、アメリのロケ地が点在するアベスへ行くときに利用する方もいると思います。
乗換えのときちょっと駅を出て上へあがるとこんな出口になっています。
3つの駅は屋根がないけど、シテ駅と同じような地面からニョッキと出てきたようなデザインや装飾は共通してます。
なんでこういう字体なんだろう?
てっぺんの照明は花?口?
なんで照明のライトが赤色なの?
とか色々興味が湧きます。
このあたりのM2 メトロ2号線はモンマルトルの南側を走ります。
駅を出た北側(モンマルトル方面)にはアメリ遺跡やバゲットコンクールに優勝したブーランジェリーといったスポットがありますが、風紀の良くない通りやこれはマズいってところがあったりするので街歩きにはご注意ください。
第3位 M4 Chatelet シャトレ駅
この駅は地下で多くの路線につながる大きな駅でChatelet Les Hallesが正式な駅名なのかな?M4だとシテ駅のひとつ北側になります。
この出入口は屋根、柱、柵、土台それぞれの装飾がいいなあ。
ここはギマールデザインに倣って近年復元されたのだそうです。
ここをアタマにおいて他の駅を見ると、ここはあの駅に似てるとか、あ、ここは同じデザインだとか けっこう発見があります。
第2位 M12 Abbesses アベス駅
駅のホームのこの雰囲気、アベスの長いサインでアメリをイメージしますが、出入口は開業当初の雰囲気を残す貴重なものらしい。地上の構造物は近年他の駅から移設してきたものらしいけど、周りの景色にとても馴染んでます。
実はホームから地上までが遠くて大変な駅。2018年に大きなエレベーターができるまでは長〜い階段の昇り降りがツラい駅でしたが、今はエレベーターがあります。ご利用の際はエレベーターを利用しましょう。
ちなみに、
アベスの次がラマルク コーランクール駅です。
アメリが盲目のおじいさんを置いてけぼりする駅
第1位は???
M2 Porte Dauphine ポルト ドフィーヌ駅 です。
開業当時のオリジナルという出入口
基本的なデザインや土台は他にもあるけど、
屋根と壁は他にはない造形
METROPOLITAIN という銘版もオリジナルらしい
パリで時間が出来たらメトロでこんなところへ出掛けてみてはどうでしょうか。私は2024年は3月に行って、次は12月に行けるかもです。オリンピック時期に行けないのが残念だけど、その時期にパリに行かれる方の参考になればうれしいです。
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