危機対応4 コロナ禍後2022年後半からの海外渡航準備
2017年から国際会議へ参加するため定期的に海外渡航していました。コロナ禍前後だと2019年12月に欧州出張して、2020年春にコロナが顕在化して以降数年は海外渡航禁止。私のケースでは2022年5月に2年半ぶりに海外渡航を再開してドイツ、フランス出張。その後7月北米、11月欧州、3月にまた欧州、7月ドイツへ渡航してきました。
今振り返ると、2022年後半からは渡航手続きや審査がとても楽になりました。
海外渡航を再開した5月はまだ周囲に海外渡航した人はいなくて、何が必要なの?どうすればいいの?と推測しながらとにかくできる準備を整える。 まるで試験でも受ける感覚で入国、帰国審査に臨んだものでした。ホントにこの対応はたいへんだった ⇒⇒⇒ これについては別途。
実は、海外渡航を再開した2022年5月時点から、欧州での入国審査の実態は以前と変わりありませんでした(5月はフランクフルト空港で降機から入国審査、荷物受け取って到着ロビーに出るまで20分とほぼ以前と同じ所要時間)。
ただし、そうなのか、コロナ関連の手続きとか追加がないのかといったことが判らなかった。ネット情報はどれが正しいのか判らないし、旅行代理店や航空会社へ聞いてもよく判らないというし、行政や東京の大使館に聞いてもxxxらしいとか、だろう程度ではっきりしない。 結局はここまで準備したからたぶん大丈夫 といった状態で搭乗しました。
ここでは2022年後半以降2023年時点の日本と欧州の入出国状況を確認したいと思います。
・欧州
コロナに関する審査なし
入国時はイミグレーションでパスポートを提出
して簡単な質疑応答位で特に問題なし
・日本帰国時
コロナに関する審査なし
(接種証明やデジタル庁Visit Japan Webは必須ではなくなった)
税関申告はVisit Japan Webで事前申請できる
(私は従来通り羽田現地で紙申告)
入国審査は自動化ゲートでスムーズになった
・コロナ禍後に私が手続きするようになったもの
外務省の「たびレジ」
「たびレジ」は利用登録して渡航国、都市と日にちを入力しておくと、当該地での安全情報をメールで通知してくれるサービス。イベントやトラブルがあるので注意するように といったことまで知らせてくれるのでなかなか役に立ちます。
私はコロナ禍後、渡航中に自分の身になにかあったら、ひとりぼっちの海外で誰か?どこか?が助けてくれるの?と我に返りました。
振り返ると、これまで海外出張では公的な機関へ渡航情報を提出していなかったので助けてくれる訳ないじゃん(イザとなれば助けていただけると信じてますが)。
今の不安定なご時世のなか、駐在時の在留届相当の届出はしておくべきだと考えて、出張時の在留届に相当するかなと「たびレジ」を利用するようにしました。
携帯用の海外安全アプリも同様だと思います。
これはお役立てください。
私も今後も継続して利用していきます。
トップの写真は欧州到着前の787機内モニターの飛行ルート。
コロナ禍後、ウクライナ危機の影響もあって、日本発の欧州便はロシア上空を避けてトルコ、カスピ海を経由する南周りルートか北極圏を経由する北回りルートを飛行します。 どちらも従来から2時間位さらに時間がかかるので、欧州すごく遠いです。
このときは北回りルート。
東京を出ると、あれっ?北米行くの?みたいに日本を北上して、ベーリング海を渡って北極圏へ。北極圏は地球の頂点あたりなので、タイムゾーンの切り替えがちょくちょく。それからアイスランド、イギリスを経由して欧州大陸へ。 というルートなので、普段見慣れない地球儀+飛行ルートになります。
燃費のよいボーイング787だからできる飛行ルートだと聞きました。
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