(わたしのなかでは、) さようなら~青春18きっぷ 長いことお世話になりました
JR冬の青春18きっぷの概要がアナウンスされて、規定が大きく変更になったことについて、 改悪だ! 終わった!
とかnoteはじめいろいろな記事で取り上げられている今日この頃。
まあ、JRも営利企業なので、その都合で企画キップの規定が見直しが行われたってことで仕方ないのですが、個人的には、
青春18きっぷ 長いことお世話になりました。
思えば1984年から使ってたよ。
ありがとう! そしてさようなら~ ですね。
振り返ると、
思し召しなのかな
2024年の夏は
最後の青春18きっぷを
満喫させてもらってました。
↑ 今年の夏の記録と、
↓ はじめて使ったときの思い出。
値段が、とか、安く使い倒して、といったご意見もありますが、
違うんだよなあ。
そのあたりを少し書いておきたいと思います。
「青春18きっぷ」は発売当初からこの夏まで、価格は当初は1万円、この夏は12050円と変わりましたが、コンセプトはほぼそのままの企画きっぷでした。
・5日間乗り放題
学生の休み期間(夏、冬、春)に合わせて発売
・対象はJRの普通列車
新幹線、特急、急行は基本的に利用不可
一日乗り放題が5日分なので1日2000円程度でJRの普通列車を終日利用できた ものでした。なので、日数分計画すれば国内の好きなところへ電車でGO! ってこと。
名前に青春と入ってますが、誰でも利用できるので、学生時代からこの夏まで10回位利用したかな。 そんな企画。
利用シーケンスはこんな感じ。
青春18きっぷを買う⇒体内スイッチが起動
・どこへ行こうかな
日帰りでも、複数日利用して遠くへもOK
・どう行こうかな
当然普通列車のみだけど、どのルート、
どこへ立ち寄って、なにしよう。
行動計画をあれこれ考えて立案。
・で、実行
計画をあたまに自分で思ったように行動。
列車を予約してるわけではないので、
行き当たりばったりに変更しても可
・見知らぬところでの非日常
人によるみたいだけど、
私にはこれがいいんだよなあ。
立ち寄ったり、食べたり、買ったり。
・電車
私は乗ってるだけで楽しい性分。
これがね、普通列車って新幹線と違って
車内で過ごしてるだけでなんかいいの。
当然、車窓眺めてもいいの。
・トラブルよ、掛かってきなさい!
旅では、鉄道のトラブルや、自分の失敗、追加で実行したくなったことやらで、変更やトラブル対応が必要なコトがあります。そうした時はどう対応するか、現場試験を受けてる感覚であれこれ対応策を考えて実施。時間に迫られてスリリングな時もある。これも非日常。
・非日常を満喫して帰還
安いからとか、ずっと乗ってるの~
といった、ご指摘もそのとおりですが、
こうした機会をくれる切符でした。
数年前に山陰の会社が新入社員へ「青春18きっぷ」を渡して、研修として自分で計画して実行してこいとやってると読んだことがありましたが、この企画きっぷの意味や面白さってそれだったと思います。自分で計画して実行してそれぞれが楽しみを見つけてくる。
JRグループ全体では自己利益最優先で渋チンのJR東海チックにならずに、そうした意義を見出して継続してほしかったと思うのであります。
それが今後は、
期間内の連続した3日間か5日間となるので、
魅力消滅。。。
名称はそのままだけど、
楽しくないものになっちゃいました。
連続する5日間ってそんな続けて乗らないし~。
えへへ、と事前に考える機会がなくなって、
機会は一度のみになりました。
そりゃ つまらないなあ。
私はこの先「休日おでかけパス」を使うかも、で
「青春18きっぷ」は使うことないと思います。
いやあ、いままでお世話になりました。
ありがとう~ そして、 さようなら~