岡鹿之助風な景色@カナダ
岡鹿之助の絵が好きなのです。
きっかけは中学校か高校の美術の教科書に出ていていいなあと思って、その後東京のブリヂストン美術館(現アーティゾン美術館)やいくつかの美術館で見るたびに好きになりました。
ブリヂストン美術館が建て替える直前の展覧会ではそれまで開催した企画展の図録を販売していて、そこで運よく2008年にあった岡鹿之助展の図録を手に入れることができました。
図録の表紙にもなってる雪の発電所とかのこの独特の雰囲気いいんだよなあ。なんて言い表せばいいんでしょう?
凛としている、素朴、朴訥、澄んでいる 清々しい、清らか
岡鹿之助にしかない雰囲気があります。
ある日スマホの写真を見ていたら、カナダで撮ったこの写真が出てきて、
なんか岡鹿之助のモチーフに出てきそうな写真だなあと思いました。
なんでだろう?具体的にこうした絵があるわけじゃないんだけど、この写真を見るたびに岡鹿之助風味だよなあと思うのです。
色合いやコントラストかなあ、寒い空気が雰囲気を醸し出してるのかな。
なぜか岡鹿之助と思う。
こちらもちょっと岡鹿之助風味。
ちょっともやったり、陰影がつくと きっと もっとそれっぽくなるはず。
こちらは仕事でよく通っていた町のはずれにある教会。
当時は東欧系なのかなと思ってたけど、カトリックらしい。名前からすると西欧っぽい。
いずれにしても、清らかで凛とした素朴な景色。
2019年に通ったときにも以前と変わらない風景でした。
岡鹿之助はカナダとはご縁ないと思うんだけれど、カナダでこんな風景見てうーん、なぜか岡鹿之助である と思っていたのでした。