2019冬 欧州の夜行列車 ナイトジェット往路 ミュンヘンからイタリアへ
２０１９年の冬にドイツでの出張後、次のイタリアでの仕事のためにドイツのミュンヘンからアルプス越えの夜行列車 nightjet に搭乗した記録です。
ナイトジェットは現在オーストリア国鉄が運行する国際夜行列車です。ドイツ南部のミュンヘンを出発すると南東へ向かってオーストリアへ入り、ザルツブルグを経由してアルプス越え。Tarvisio Boscoverdeでイタリアに入るとアドリア海近くの平野部を走ってボローニャまで。通常ナイトジェットはボローニャで分離してローマとミラノへ向かいますが、このときはボローニャまで乗車しました（というかボローニャで運転打ち切り）。
ミュンヘンHbfから出発
右の列車にのります
ここから前方と後方に分離して
ローマ行きとミラノ行きになります
個室車両の通路
しっかりした個室の
快適な車両でした
個室寝台の様子
おー、いいじゃん。
max.３人キャパの個室を
今回はゆったりひとりで。
座席になってます
ベッドは３段まで設置可
白いのがセキュリティ付きの出入口で
左手のドアがバス＋トイレ
座席も旧型のＩＣＥの３人掛けシートのような
ゆったりしたもの
出発してしばらくするとベッドに変身
座席がしっかりしたベッドへ変身
ぐっすり休めました
なかなか出発しなくてやきもきしたけど、
ベッドで寛ぎながらのやきもき。
個室内のバス＋トイレ
トイレと洗面台、シャワー完備
いやあ、こりゃ快適
ウェルカムサービス
翌朝の朝食注文票
朝食の注文票と翌朝のごはん
６つまで選択しておくと
朝に個室へ届けてくれます
なかなかの充実度で
特にパテがおいしかった
個室寝台車両の構成
このときはシャワー、トイレ付の個室で
安全、快適な夜行列車旅でした
実はこのときはミュンヘンを定刻に出発したんだけど、アルプス山中は臨時ルートを通るとか、ザルツブルグで長々と停車とか色々あって、５時間以上遅れて結局イタリアのボローニャまでで運行打ち切りになりました。
帰りもナイトジェットを利用したんだけど、帰りもザルツブルグに着いたら６時間遅れ。打合せの約束時間に間に合ったから結果オーライなんだけど、こんなこともあるのは気に留めておく必要があります。
この先の乗り継ぎと、復路の記事
ナイトジェットでの復路はこちらをご覧ください。
実はこのナイトジェットが途中のボローニャで運転打ち切りになったため、ボローニャから先の切符はボローニャの駅で手配を個別交渉？でした。その顛末とそのとき手にした愉快な切符についてはこちら。
夜行列車は日本ではほとんど無くなったし、欧州でも減少傾向です。夜行の列車で移動するということが好きだし、翌朝すぐ到着地で活動開始！できるので以前から活用してきました。
また利用できる機会がくればいいなあ。