こんな時代だけど、いつか小説を書けたら良いな~
多趣味で欲張りな自分は色々な文章が書けるようになりたい願望があり、
そう思っている中で書いた、SF小説の、あらすじです。
タイトル 『無限トラベル』
時は令和三年、東京郊外の市立中学校、教室の隅の席で高岡恭平は、ぼんやりと英語の授業を受けていた。
まだ中二の一学期だが、既に彼はこの教科に全くついていけない状況になっていた。
そして、彼が元気で明るい小学生だった頃に思い描いていた将来の夢、色々な言葉を話せるようになって世界中を旅するはかなり小さく、そして消え去りそうになっていた。
なぜなら、中学生活になじめず徐々に人見知りの性格になってしまい、友達も少なく帰宅部の為、テレビで良く芸人が言う、イケてない中学生にもなっていたからだ。
毎日、変化が乏しい学校生活での退屈な授業中、右前の席の女子生徒が何やら必死にノートに書き込みをしているのが気になって様子を見ていると相手も視線を感じたらしく、軽く振り向いた時、二人は目が合った。
彼女の名前は藤川美紀、背が高く眼鏡をかけている、そして全国でも一番の天才少女で知能指数が高い人が集まる事で世界的に有名な組織、メンサの会員でもあり、国立大学の研究室に呼ばれて何かの実験に参加しているとの噂もある、謎めいた少女だ。
美紀とは全く話したことが無かったが、その日の下校時に彼女が、自転車の調子が悪くて困っている所に遭遇し、タイヤに空気を入れてあげた時、二人は 初めて会話をした。
一週間後の放課後、美紀の方から話があると言われ、夕方、指定された公園に行ってみると、大学生らしき男女がいて、秘密の話を聞いて欲しいと頼まれた。
一人は美紀の姉との事だが、何と彼女らはタイムマシンを発明したとの事だった。
半信半疑ではあったが、その機械でネズミを使った実験データーを分析した結果、タイムトラベルが成功している事が確認出来た事と、機械性能についても説明してくれた。
しかしそれは、よく映画に出てくるような物とは少し違っていた。
一、過去にしか行けない。
(しかも、だいたいの年代しか目標と合わない)
二、場所はどこかに移動してしまう。
地球上のどこかで人間が生活している近くの場所)
三、突然戻って来る。
(自分の意思で戻る事は出来ない)
四、何も持って行く事は出来ない
(恭平は、気づいていないが、着いた時は裸)
五、過去に行っている時間の十分の一が現代で経過する。
これを聞いた恭平はもの凄く、この装置に興味を持った。なぜなら(これは最高のミステリートラベルじゃないか)と思ったからだ。
その時、彼女らは恭平に、この冒険装置で旅をして欲しいと頼んできた。
何でも体重制限がある為、小柄で痩せている恭平が、ちょうど良いとの事だ。
更に美紀は彼女が授業中に書いていたのを見ていたでしょうと聞いてきた。
書かれた内容は全く見ていないと伝えると、彼女は信じられないと口と目で訴えてきた。
実際には少しだけ絵のようなものが見えて、それが授業とは全く関係なさそうなので何をしているのだろうと気にはなったと言うと、最初からそう言えば良いのにと言ってきた。
よほど大事な内容が描かれていたようだ。
その為、その秘密の部分を見ただろう自分を仲間に入れなければならないと勝手に決めていたそうだ。
そして美紀の姉から過去に着いたら最初の三分間は幽霊や透明人間のような状態になるとの説明も受けた。
この機能により過去に着いた途端に恐竜に食べられる事も無ければ、車に跳ねられる心配も無いから安心してと言われた。
しかし、その短い時間で即座に時代と状況を把握する必要があるとも言われた。
なぜなら戦争中だった場合は急いで、身を隠さなければならない可能性があるとの事だ。
それを聞いた恭平は安全無敵状態の時間はもっと長く出来ないのかと聞くと、男性から、ウルトラマンと同じだから十分だろうと言われ、無理やり納得させられてしまった。
そして到着直後の初動は非常に大事だと理解したのと同時に、普段の生活でスマホに頼ってばかりいる状況から抜け出し、スリルを味わうのも良いかもと思った。
それに食料や飲み物も持って行けない為、事前の栄養補給を十分にして、更にサバイバル能力も高める必要があるが、心配より興味が勝ってしまい時間旅行を始める事になった。
異国で過去への冒険旅行は恭平に様々な出来事、試練を与えてくれる。
その為、現代にいる時には色々な国の言葉や地理、歴史を真剣に学び、いざという時の為に小さい頃に習っていた武術などの練習や稽古にも復帰し、徐々にたくましくなっていく。
これらの経験により、恭平は地球を代表する人物へと成長していく。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あらすじを 最後まで読んでくれて、ありがとうございます。
本文が書けたら、載せたいと思いますが、自分は小説を書くには読書量が全く足りてないようなので、ただ今、読書力をつけようと思っているところです。
AIが文章・小説を書く時代に、あえて自力で小説を書く事をスタートする意味はきっとあると思います。
なぜなら、AIが書かない、書けないようないような初心者ぽっい下手な小説の方が「読みごたえ」ならぬ、「読み味」?があって貴重になる世の中になるかも知れないからです。
と思うのは私ぐらいでしょうか~