紅天女の主戦場について、ご提案
来年はいよいよ、『ガラスの仮面』生誕50年(厳密にいうと『花とゆめ』1976年1月号初出が前年の12月発売らしいので微妙ですが、まあいいや)を迎えるに当たり、いわゆる高度経済成長期から怒涛に移り変わる日本の有り様をくぐり抜けられたガラかめファンの皆様、いかがお過ごしでしょうか。
しかし近年は、かの55年体制から〝失われた30年〟と、かなり様変わりし、小選挙区制、比例代表制導入などの憂き目?にあい、ある意味、自民党一強が続く中、気が付けばそれに平行する形で、いわゆる新興政党がバッコ盛衰するようになって久しいものであります。
最近世間を賑わせている話題は、なんと一県政の騒動に過ぎない斎藤元彦氏の話題が〝全国区〟として持ちきりなのは、ここでいちいち論じるまでもなくご承知のことと思います。
さて、県政(官)だろうが民間だろうが、あらゆるコミュニティーで、パワハラ・セクハラ・スラップ訴訟等の文言が飛び交う、なんとも暗澹たる雰囲気が世の中を覆い尽くしていることは……案外、今も昔も変わらない世の常なのかもしれません。
大体、あの元彦氏を世に送り出したのは維新の会であります。
大阪維新の会は、もともとあんな政党であります(笑)。
まあ、あんな政党でも民意で世に出た以上、今更ワタクシがああだこうだと言うことはありません。
しかし維新の会が発端となって勧められている大阪万博は、何気にそんなところに行く予定も気もないワタクシたちの税金である国費も使われることが決まっているみたいなので、少しは口を出させてください。
ズバリ、今回の大阪万博の目玉って、一体……。
なんでも「空飛ぶ車」が頓挫?以降、目新しいものがなにもないのが現状らしい。
それならば。
お~ホッホッホ。
マヤと亜弓さんの、紅天女の試演会場〝シアターⅩ〟を、ロシアが撤退したスペースに大々的に設けなさい。
これで一挙に大阪万博は、息を吹き返し、日本の誇れる独自の文化トレンドとして世界中の注目を集めることとなるでしょう。
直ちに維新の会、および日本政府は検討に入るべきであります。
イソジン吉村氏、とち狂ってぶちまけてくれないかな、大都芸能を懐柔して。
周りがブーイングでもワタクシは応援します。
その後のIR構想だって応援しちゃいます(知らんけど)。
え?それって築地某所でやるんじゃないのって?
あれからもう10年以上経ってんですよ、廃墟なんて跡形もないです。
それに黒電話がガラケー、そしてスマホへと数か月?で変容した美内先生の力量、主戦場を一週間(あくまでも漫画の中での時間推移)で東京から大阪へ鞍替えすることなど、わけない筈です(笑)。
え?ガス爆発をはじめ、万一の災害対策に懸念があるだって?
マヤ達の力量がわかってないですね。
暴風雨でもやり遂げるのだし、だいたい、あらゆる困難のハードルが上がれば上がるほど、あの二人は燃えるはず(亜弓さんにはある意味、申し訳ないけれど)。
かくして大阪万博、盛大に全世界へ紅天女の世界観を発信、こうして日本の至宝があらためて歴史に刻まれるのでした。
あの万博の、起死回生は、これしかない!
……美内先生、妄想が過ぎました、ごめんなさい<(_ _)>。