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うつ病になるとどうなる?人生が大きく変わってしまう現実

うつ病になると、今まで普通にできていたことができなくなり、人生が大きく変わってしまうことがあります。具体的にどのような影響があるのか解説していきます。
私も鬱的な症状に陥り、心療内科を受診したことがあります。比較的軽症だったかもしれませんが、それでも立ち直るのに時間とお金を要しました。今日は当時の私の症状を加味して鬱的な症状になるとどうなるのか記載します。

1) 人間関係の崩壊

1-1 ) コミュニケーションが難しくなる

うつ病になると、集中力や意欲が低下し、会話が途切れてしまったり、言葉が出てこなくなったりすることがあります。私の場合はまともに人の目を見ることができなくなり、会話することが怖くなっていました。こうなるともう生活自体が困難になっていきます。

1-2 ) 孤立感

人との繋がりを避けるようになり、孤独感が募ります。会話もできなければ、接する意欲も下がり、人との関わりが希薄になっていきます。
集団的に生きることが求められている現代では、孤立することは死を意味しています。

1-3) 大切な人たちとの別れ

友人や恋人との関係がギクシャクし、最終的には別れを迎えざるを得ないケースも少なくありません。個人的にこれが一番キツかったです。今まで培ってきた人間関係を壊すことになるのですから、多大な被害となります。

2) 健康被害

2-1) 睡眠の質の低下

不眠や過眠に悩まされ、心身ともに疲れやすくなります。私の場合は2、3日眠れない日々が続き、さらに過呼吸となり苦しい日々が続きました。
間違いなく健康被害は出るので鬱的な症状は避けたいところです。

2-2 )食生活の乱れ

食欲不振や過食に陥り、栄養バランスが崩れてしまいます。食生活が乱れることで体調不良や不健康に繋がります。太ったり痩せたり、安定しない日々が続き、最悪病気になります。

2-3) 体力低下

体を動かすのが億劫になり、体力低下につながります。特に仕事終わりの日は要注意です。体力低下に伴い、不健康さが増してさらに心身ともに老けていきます。

2-4) 医療費の増加

病院に通う回数が増え、経済的な負担も大きくなります。無駄に出費が増えて生活が苦しくなり、人生が貧しくなっていきます。

3) 人生そのものがつまらなくなる

3-1) 何事にも楽しめなくなる

以前は好きだったことでも、楽しめなくなります。悩んでいたり、辛さを感じたりする時間が増えて楽しむ時間が減っていきます。

3-2) 将来への希望が持てなくなる

今までの人生だけでなく、これからの人生についても悲観的な考えが浮かびます。
人生が詰んだように感じ、無気力感がさらに増していきます。

3-3) 回復に時間がかかる

うつ病から回復するには、時間がかかることが一般的です。立ち直るには数年かかると思っておいて下さい。

3-4) 再発のリスク

完治しても、再びうつ病を患ってしまう可能性があります。一度起こした病気は再発することが大半です。予防することに越したことはありません。

まとめ
うつ病は、本人のみならず、周囲の人々にも大きな影響を与える病気です。もし、このような症状に心当たることがあれば、一人で抱え込まずに、専門家や信頼できる人に相談することが大切です。早期の治療を受けることで、症状の悪化を防ぎ、元の生活に戻ることができる可能性が高まります。
予防することに越したことはありません。
一人で悩まず、他の人に相談して解決する道を探りましょう。


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