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近畿大学 図書館司書 『図書館サービス概論』合格レポート 2024年4月入学


【設題】

身近な公共図書館(都道府県立より、市町村立が望ましい)を観察し、このテキストに書いてあることと比較しつつ、その図書館の特徴を述べ、またあなたの具体的で実現可能な希望を列挙してください。

【レポート】(2,095字)

1.はじめ
 本レポートでは、私が在住するXX市のXX市立中央図書館について、その概要と図書館サービス向上のたの希望を述べる。

2.中央図書館の概要と数値データ
 XX市立図書館は、中央図書館とXXの地域図書館が設置されている。中央図書館はXX市~~に位し、XX駅から10分、XX駅及びバス停から5分でアクセス可能である。建物は鉄筋コンクリート造で地上X階、延床面積はX万X㎡と市内の市立図書館で最大である。
 令和4年度のXX市立図書館における蔵書数は図書がX冊(中央図書館X冊)である。XX市立図書館の貸出冊数はX冊(中央図書館X冊)である。
 ここでXX市と全国及び近隣の市町村と比較する。比較都市はXX市と同様に人口の多いXX市とXX、市近隣都市のXX市とXX市とする。なお、ここの比較は令和3年度の数値である。人口一人当たりの蔵書数(蔵書数、人口)は、XX市がX.X冊(X千冊、X千人)、XX市がX.X冊(X千冊、X千人)、X市がX.X冊(X千冊、X千人)、XX市がX.X冊(X千冊、X千人)、XX市がX.X冊(X千冊、X千人)である。続いて人口一人当たりの貸出冊数(貸出冊数、人口)は、XX市がX.X冊(X冊、X千人)、XX市がX.X冊(X千冊、X千人)、XX市がX.X冊(X千冊、X千人)、XX市がX.X冊(X千冊、X千人)、XX市がX.X冊(X千冊、X千人)である。比較した都市や全国の人口一人当たりの蔵書数3.6冊(463,849千冊、126,654千人)と貸出数4.9冊(623,939千冊、126,654千人)比べてもXX市は低い。
 
3.基本的なサービス
 開館時間は火曜~金曜がX時X分~X時X分、土日祝と月曜はX時X分~X時である。中央図書館の閲覧席はX席(児童席数X席、持込PC使用可能席X席)と十分に確保されている。貸出は1人10冊まで14日間借りることができ、返却ボックスまたはどの市立図書館で返却可能である。貸出には利用者登録が必要だが、XX市在住またはXX市に通勤通学者も登録可能で、近隣のXX市、XX市、XX市、XX市、XX市の市民にも貸出している。複写サービスや視聴覚サービス、レファレンスサービスなども対応している。
 オンライン上のサービスではWebOPACによる蔵書検索のほか、電子書籍の貸出が202X年X月より開始し、2点まで2週間借りることができる。また、ビジネスや医療、歴史、環境等の講座開設や、歴史や文学等の展示など様々な活動が行われている。


4.対象別サービス
 中央図書館の1階に児童用の図書が排架されており、低めの棚や椅子で利用しやすくなっている。また、市立図書館HPのキッズページでは、図書館の利用方法や今月のおすすめの本、乳幼児向けのおすすめ等が掲載されている。おはなし会や読書会も開催している。
 高齢者サービスでも朗読会・おはなし会の開催や大きな活字の本を提供している。また、心身に障害があり来館が困難な利用者を対象に図書や雑誌の配送貸出を行っている。活字資料での読書が困難な場合は、対面朗や録音図書、点字雑誌も貸出している。
 他には市内で移動図書館を20XX年より運営している。図書館から遠い地域Xか所を定期的に巡回している
 
5.まとめ
 今回の調査によりXX市の図書館は基本的なサービスを過不足なく提供していることがわかった。しかし、人口一人当たりの貸出数が少ないのが課題であると感じたため、読書促進のために実現可能な希望を3つ挙げる。
 1つ目は朝の開館時間拡充である。平日朝の開館時間がX時XX分からのため、会社に勤務している社会人始業前に利用しにくい。平成29年の年代別の貸出利用者数は、20代がX千人未満、30代が約X千人とX千人を超えている40代から70代までの世代と差があることから、朝の利用促進は20代と30代の利用促進の一助になるのではないかと推察する。
 2つ目は自動貸出機の導入である。利用者向けアンケートでは3割前後の利用者が導入を求めていることからも、導入するべきと考えられる。
 3つ目は、電子書籍の宣伝強化である。これらのサービスがあまり知られていないため、宣伝強化によって図書館に行く習慣が無い層を場所や時間・返却忘れの心配がない電子書籍を利用することで読書の機会を促し、その流れで図書館の来館も促すことを提案する。

【参考文献】

XX市 各種計画・報告書・市民アンケートなど
日本図書館協会『日本の図書館:統計と名簿2022』日本図書館協会2023.3

【講評】

XX市立図書館のことがよく調べられています。
ご希望が実現するよう、働きかけてみてください。

【感想】

図書館概論のレポートと内容が被ることが多いことから、同時に作成していました。

数値データが不足していて再提出になったとの声もよく聞きます。そのため、数値データさえしっかり記載できれば、合格できるのではないかと思います。

【返却日数】

12日 4/1提出・4/13合格


※注意
レポートの丸写しはしないようにお願いいたします。
皆さんの参考になれば幸いです

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