富士山と商業登山
1996年5月にエベレストでの大量遭難。
事故の経緯についてまとめたようつべがオススメされた。
ここ数年の富士山の登山客の問題でもやもやしていたので、この動画を視聴することにした。
動画を見て、ウィキを読んで、、なんか富士山登山客の軽率さがわかるような気がした。
「商業登山」
そんな言葉があることを知った。
実業家がエベレスト登頂に成功した書籍が出版されて、富裕層の間で七大陸最高峰登頂がブームになり、登山の商業化が進んだそうだ。
大勢のガイドやシェルパを雇い、装備を十二分に準備し、登頂を目指すことで、エベレスト登山へのリスクが薄れてしまったのだと思った。
そして今、うかつな観光客は、SNSやネットのインプレ稼ぎに一生懸命だ。
共有された動画や写真があまりにも大量に拡散されて、いいとこ取りで楽しいだけの情報が溢れかえっているのだろう。
山開き5日目で4名死亡って、、、なんだろう?
富士山の山小屋も予約しないで、登山道で寝袋敷いて、そのまま亡くなるって、、、なんだろう?
遭難者の救助に向かう警察や自衛隊員って、こんなところで浪費されていいのかな。
エベレストには多くの遭難者が眠っているという。
標高が高いことから収容も困難で、かかる費用も高額になるので、難しい問題らしい。
富士山も同じ道を辿らないように祈るばかりだ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?