健康診断からの担々麺
健康診断は大人の通知表だと思っている。
大人にとって健康は学力より尊いのだ、特に40代以上は。
今年良い成績がもらえますようにと祈りながら挑む。
健康診断の中で一番気合いが入るのが身長測定。中高生の頃は体重の方を気にしていたが、今は身長が縮まないように、気合いを入れてミーアキャットさながら上に伸びて立つ。
お陰で今回は去年より2ミリ伸びていました。ヨシッ!
逆に一気にテンションが下がるのはバリウム検査。
あの、白い、なんとも言えない飲み物を監視されながら飲み干すのが苦痛だ。決して飲めない程不味いという訳ではないのだが、途中で受け付けなくなって喉の奥に入っていかなくなる。
加えて検査後のあの苦痛。2日は体調が戻らない。
ご褒美は検査後の遅めのランチ。
前日の夜以降15時間食べていないので、検査前や検査中は終わった後に何を食べるかを妄想して空腹に耐えている。
今回は日暮里駅前の「馬賊」の担々麺を食べることにした。昼時は並ぶこともあるが、午後二時半だとすんなり入れた。
ここは店内で麺を打っているので、太く腰のある麺が特徴。お客さんの七割は担々麺かジャージャー麺を注文している感じ。
餃子を頼む人も多い。私も食べたかったが、一人で餃子一皿と麺物一杯はきついので断念。
隣の一人できていた女性客はお土産に二皿買っていた。
馬賊の担々麺は、練りゴマの甘味と唐辛子の辛味に酸味がプラスされたスープがいい。隠し味のような酸味が味に奥深さをプラスしている。それにやっぱり麺が美味しい。うどんに近い太い平麺は薄力粉が原料だそうだ。
夏は冷やし中華が人気らしいので、次はぜひともその時期に行ってみたいと思う。