体調が不十分でも、恋はできる⁈
おはようございます。恋の話を書いてみます。
近年、恋というか女性の話をしていない。
ずっと肉体関係があった女のことだけを思い出している。そんな自分に嫌気がさして、恋愛の事など書かぬ方が無難だと自分に言い聞かせていた。今日はそれをかなぐり捨てて、肉体関係がなかった女性のことを思い出してみようと思う。
北九州市生まれの僕たちは、小学生の時からの同級生で、何度も同じクラスになったことがある。中学も高校も同じだったが、クラスは違っていた。
恋心は高校生になってからだったと思う。
ある日、多分、高校2年の時、思い切って散歩に誘ってみた。互いの自宅も近いので歩いて2 、3分だった。散歩道は10分ほど行った小学校の校庭だ。校庭の半分位は、脇に川が流れていた。その堰堤に座り込んで、同じ風景を眺めていたものだ。何の話をしたのかは覚えていない。きっとたわいもない話だったろう。
高校卒業して、僕は一浪することになった。彼女は地方の短大に進学。そこでラブレター攻勢が始まる。返事等来るはずもない。一方的な文通である。
彼女は誰からも愛される美少女だった。学年のアイドル的存在だった。
でも、その熱も半年ほどで覚めた。一浪の身である。夏休みシーズンが過ぎると、一人前に、本格的受験勉強を始めたのだ。
やがて信州大学と言うところに合格して、僕は1人知らない街に旅立つことになる。
依頼、音信は途絶えたままだった……。