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韓国は地方しか行かない 清州の宿探し

謎の地方都市、清州。
リサーチと平行して、泊まるとこも決めなくちゃいけない。

今回のルール
① 総予算は3泊4日で5万円
② 機内持ち込みの荷物限定(10kg以内)で往復

を厳守するために洗濯機付きの民泊を選択。宿泊費は1泊3~4000円と設定した。

貧乏旅行は洗濯機ありで

投資好きの韓国では副業での民泊経営が盛んで、家具付きワンルームが民泊に活用されている。そんな部屋を狙ってAirbnb、Booking.comをのぞく。よさげな部屋がAirbnbに2つ。どちらも町の中心部から少し離れた住宅街にあった。1つはおばちゃまが暮らすアパートの一室におじゃまするパターン。もうひとつはおじちゃま所有のギャラリー兼小さなマンションの一室だった。写真撮影が趣味というのも興味深く、仕事する予定もあったのでプライベートを重視。後者のおじちゃま部屋に決めた。コミコミで11,791円。

Airbnbの領収書。PayPal払いがおすすめ

予約確定後、空港からのアクセスを教えてもらいたいと連絡すると、おじちゃまが車で迎えに来てくれるとのこと。これぞ韓国の地方の妙味。もちろん甘える。

↓ ここにお世話になりました。いくつか部屋があるようです。清潔で、お米まで準備されていてお値段以上でした。ここの話はのちほど。

宿の近くでも楽しく過ごそう

宿が決まったら、NAVERマップで宿周辺の情報を軽く調べる。宿の近くには名門国立大学の忠北大学校があり、東京23区で例えるなら文京区ぽい文教地区のようだ。市場、映画館、精米所(※)、チル向きのカフェが徒歩圏内で見つかった。中心部に出なくても近所だけでも十分楽しめそう。坂道が多いのは気になるが、旅は運動不足解消になる。がんばれ都会の引きこもり、と自分にエールを送る。

韓国の地方旅行には2つのアプリを

こういった情報入手には、翻訳アプリpapago地図アプリはNAVERマップを活用している。2つがあれば、韓国はどんな村でも旅ができる。口を酸っぱくして言うけれど、Googleマップは大人の事情から韓国では使い物になりません。地方ではなおのことです。

とりあえずPC用を紹介。アプリは検索してダウンロードしてください。

NAVERマップと使いかた

papago 説明なしで使えます

おばちゃま部屋は次回の挑戦だ。私の性格からして、おばちゃまの日常生活にどっぷりと浸る旅になるだろう。一緒にご飯を作るとか、清州なまりの韓国語を教わりたい。


※精米所(방앗간/パガッカン)

コチュジャンで有名な淳昌(スンチャン)の市場にある精米所。ミスッカルが絶品

何でも粉にするのが大好きな韓国の食文化には欠かせない専門店。唐辛子、米、ごま、荏胡麻、煮干しなどを煎ったり、挽いたり、油を絞ったりしてくれる。持ち込みも可能。

地元産の唐辛子を天日で干したら、まずはこの粉砕機に。種をはじくのも可能
唐辛子本体は好みの辛さになるように製粉機で調整しているらしい

焙煎の煙が漂っているので、通りかかるとすぐにわかる。お餅屋さんを兼ねていることも。ソウル中心部の市場では数が減少しているらしいが、地方の市場では健在だ。私の行きつけは全羅北道の淳昌(スンチャン)の市場と、光州の総合バスターミナル裏の商店街にある。どちらも地元の材料しか使わないこだわりのお店。買いに行きたい。みなさん、元気かな。早く会いに行きたい。

#わたしの旅行記

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