プロレスブック考察①~ストロング小林の悲喜劇
そもそも私が記録やデータに興味を持ったのは、プロレスの勝敗の記録をつけていたことが契機でした。つけている徐々に、レスラーの格付けがあって、それによって勝敗が決まっている部分が見えてきて、記録を掘り下げるのが面白いと思えてきたのです。
そういうことで「ああ、八〇長かあ」と嫌になる人もいるかも知れませんが、自分の場合は、むしろどんどんプロレスへの興味が増していったのです。
勝敗が決まっていたとしても、その勝者の役を与えられるためには、何らかの競争、淘汰に勝ち抜く必要はあるわけです