防災士SK

防災士の資格を昨年秋に取得しました。 災害について多くの人に関心を持ってもらいたいし、過去の災害の教訓を活かせる様に発信していきたいと思います。

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防災士の資格を昨年秋に取得しました。 災害について多くの人に関心を持ってもらいたいし、過去の災害の教訓を活かせる様に発信していきたいと思います。

最近の記事

夜の地震災害から身を守るために

地震は、どの時間帯で起こるかはわかりません。特に夜、就寝時間帯に発生すると備えをしない場合、慌てて怪我をしたりする場合が あります。予め準備しておくことは大切になります。 まず、準備することは 自分が怪我をしない部屋になっているかを 確認することが大事! 棚や重量物が、就寝する場所に落ちない様な 部屋のレイアウトになっているか。 避難する通路が確保出来ているかも重要です 自分の命を守るために必ずやるべき! 次に、地震直後に停電も発生し、ガラスの破片が散乱していることも予想され

    • 南海トラフ地震臨時情報から1ヶ月

      8月8日に発生した日向灘沖の地震から1ヶ月 それと共に南海トラフ地震臨時情報 (巨大地震注意)が発表されました。 初めての情報に対して課題がいっぱい 見つかったと感じています。 まずは、 発表直後に食料や水の買い占めが 有りました! ヤバいと思う気持ちが出てしまうのは しょうがないですが、やはり南海トラフ地震 臨時情報の理解度が低いことを現している と思うのです。 ガソリンスタンドの渋滞もそうです! 咄嗟に行動するのは良いことだけど 常日頃からやっていないといけないのです

      • 南海トラフ地震臨時情報が発表されて

        8月8日16時43分に日向灘沖で最大震度6弱を観測する地震が発生。 地震の規模がマグニチュード7.1、 震源の深さが30km その後、南海トラフ地震臨時情報(調査中) が発表され、地震発生から約2時間半後に 南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意) が発表されました。運用されてから今回が 始めてのケースです 巨大地震注意が発表されるケースは ・異常なスロースリップ ・想定される震源域内でM7クラスの地震 今回はM7を超えて南海トラフ地震と同じ メカニズムの地震、一部割れの判断

        • 災害警戒レベルをしっかり理解して防災対策を

          今年の梅雨は、梅雨入り直後から大雨の ところが相次ぎました。また、最近は 梅雨の中休みで40℃を記録するなど猛烈な 暑さを記録してます。 過去には考えられない程の大雨や暑さが 今後起こり得ることを考えて、防災対策を しっかりしないといけません。 風水害に関する災害警戒レベルが5段階 ありますが、熱中症にも災害警戒レベルと 同様な仕組みがあります。 暑さ指数WBGTが31℃を超える場合は 災害警戒レベル3相当 熱中症警戒アラートが発令されたら 災害警戒レベル4相当になります。

          風水害に対する備え

          今年の梅雨入りは遅れています。 しかし、毎年どこかで必ず風水害に関する 災害は発生しています。 備えで重要になるのは、やはり自分自身!! 防災意識を持って行動することが大切 ◯風水害に対する対策 ①自宅周辺の片付け・安全確認 特に台風などで暴風によって物干し竿や 屋根瓦、ベランダにある植木鉢などが 飛ばされ他人の車などを破損させてしまう 恐れがあります。なので、ベランダにある ものは台風が接近してくる前に屋内に入れて おいた方が良いです。 ②停電への備え 台風の暴風などで停電

          風水害に対する備え

          災害関連死を減らすために必要なこと

          令和6年1月1日に発生した能登半島地震 でも災害関連死が増加しています。 過去にも、東日本大震災や熊本地震で 災害関連死は多く出ています。 なぜ、災害関連死は増加するのか? 一つに、災害によってストレスを抱え込み 過ぎてしまい体調を崩すことが多いです。 災害発生後は、心のケアがとっても大事 になります。また、安心して少しでも 快適に避難生活を送れる様にするのも ストレス軽減になります。 より良い避難生活を送るために、 避難所運営の準備を事前に話し合い 課題があればその都度修正

          災害関連死を減らすために必要なこと

          災害警戒レベルを正しく理解して防災対策を!!

          今年は平年以上に梅雨入りが遅れています。 風水害の被害は、毎年全国の何処かで発生 しているのです。 6月〜7月にかけての大雨の特徴は、 ・①梅雨前線が停滞しての長雨 ・②台風の直接的な影響 ・③台風(熱帯低気圧)+梅雨前線 ・④寒冷渦によるゲリラ豪雨 になると思います。 ①梅雨前線が停滞しての長雨 最近だと熱海の土石流災害が該当します 特徴として、猛烈な雨が降るわけではなく 数日間強弱を繰り返して雨が降ります。 ②台風の直接的な影響 台風の進路は、一般的に太平洋高気圧の 縁を

          災害警戒レベルを正しく理解して防災対策を!!

          災害時のトイレ問題

          地震発生など災害時には、トイレが使えず 困ってしまう問題が必ず発生します。 過去の災害を振り返っても、必ずと言って いいほどトイレ問題は上がります。 なぜ改善しようとしないのか、実際災害が 発生して本当に困ってから動こうとする からだと思います。 だから毎回同じ課題が発生するのです!! 災害が発生してから動くのは遅い!! 平常時からトイレ対策はできます。 防災関連のサイトを見れば、しっかり 掲載されていますのでまずは『知る』 そして地域の方々に『拡める』ことを 行なっていかな

          災害時のトイレ問題

          災害前に避難所運営の役割分担を明確化すべき

          災害が発生すると、避難所での生活を余儀なくされることも有ります。 避難所運営は、役所の方がおこなうの ではなく、地域自治会の方々を中心にして 避難所運営をしなければなりません。 災害が発生してから集まって、運営に向けた 準備を始めても焦り、混乱が生じて上手く 対応することは難しいです。 事前の準備がとっても重要になります。 避難所運営に当たって、まずは役割分担を 明確にする必要があります。 一人が、物資や施設管理など重複して やれば体に負担が掛かります。役割を 細かく分けて分

          災害前に避難所運営の役割分担を明確化すべき

          熊本地震から8年…

          2016年4月14日午後9時26分にマグニ チュード6.5の地震が発生。 その後、約28時間後の16日午前1時25分に マグニチュード7.3の本震が発生。 益城町では、震度7を2度観測しています。 被害を見ていくと、地震による直接死より 災害関連死の割合が圧倒的に多いです。 現在、過去の大地震から家屋の耐震性が 向上し、倒れにくくなってきてます。 また、家具の固定などで地震による直接死 を防げるようになっています。 しかし、問題は地震発生後の対応…。 ここで適切な対処ができ

          熊本地震から8年…

          地震災害はいつ起こるか分からない!!

          地震による災害は、寒い冬、猛暑の夏など いつ起こるか分かりません。 その時期に必要な備蓄品だったり、 避難所運営に必要なことを精査しておく 必要があると思います。 猛暑の夏なら、『熱中症対策』冬ならば、 『寒さ対策』を考えた避難所運営、備蓄品 の整備が必要になると思います。 令和6年能登半島地震でも、避難所生活で 寒さの影響により犠牲になった方もいます。 近年は、災害関連死による犠牲者が増えて きているのも事実。 一つの備えや避難所運営のやり方では、 対処出来ないこともありま

          地震災害はいつ起こるか分からない!!

          長周期地震動の恐ろしさ

          今日の朝方に、岩手県北部で震度5弱の揺れによって長周期地震動階級2が観測されました。 令和6年能登半島地震でも、長周期地震動階級4が観測されています。 階級は4段階に分けられる ・階級1  やや大きな揺れ ・階級2  大きな揺れ  ◯食器や書棚の本が落ちることも ・階級3  非常に大きな揺れ  ◯固定してない家具等が動く  ◯不安定な物が倒れる ・階級4  極めて大きな揺れ  ◯固定してない家具等が移動し倒れる 階級2でも怪我をする恐れがあります。 遠く離れた場所で地震が発

          長周期地震動の恐ろしさ

          大地震の後の誘発地震に要注意!!

          マグニチュード8クラスの大地震が発生 した後に、違う場所で比較的大きな地震 が発生する場合があります。 これを誘発地震といいます。 過去の誘発地震を見ていくと、 2011年3月11日 東日本大震災 発生から1日も経たないうちに 長野県北部地震で震度6強の揺れ、 4日後の15日には、静岡県東部地震で 震度6強の揺れを観測しています。 大きな地震ほど、誘発地震が発生する リスクが高まるのです。 遠く離れてるから大丈夫と思わず、 誘発地震の可能性があることを 忘れずに防災意識を

          大地震の後の誘発地震に要注意!!

          より良い避難所運営を目指すために

          災害発生時に、必ず避難所が開設され 近隣の自治会を中心にして運営しなければ なりません。 特に地震災害では、事前の準備がなく 避難所運営をしなければいけないのです。 急遽の事態に対応するため 『準備』が非常に大事になるのです。 準備をする為に、 ・プライバシーの確保 ・要配慮者へのスペース確保 ・トイレの確保 ・避難所の安全確保 などを事前に話し合っておく必要が あります。 内閣府の防災ホームページから 避難所チェックシートがあります。 これは、避難所運営をしていく中で 為に

          より良い避難所運営を目指すために

          避難所運営の在り方

          地震などの災害時、学校などに避難される 方が多いと思います。 避難所を開設されたら、運営をするのが 学校区域の自治会が行います。 しかし、自治会役員の年齢層が高く、 女性の方が少ないのも事実。 これでは、災害時に女性が窮屈な 避難生活をさせてしまいます。 そこで 女性が必要としているもの、配慮して 欲しいことを言える環境を作るべく 避難所運営に女性も入れ、運営するべき だと思うのです。 理想は、誰もが不自由なく避難生活が 送れる避難所運営だが、完璧に遂行して いくのはハード

          避難所運営の在り方

          災害時にネギの重要性

          災害が発生し、避難生活を送る上で 栄養不足により、風邪など体調を崩し やすくなります。 また、血行が悪くなりエコノミー症候群 が起こりやすくなるのも、過去の地震災害 から見られます。 そこで、乾燥ネギが備蓄品としてあれば 風邪予防に加えて血液をサラサラにし、 エコノミー症候群を防ぐのに最適では ないかと思うのです。 ネギは、様々な料理に使われていて 非常に便利なもの、だからこそ災害時 備蓄品の一部として準備するべきだと 思います。

          災害時にネギの重要性