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「成功する人」と「失敗する人」はここが違う!【成功者に必要な思考とは】
「成功する人」と「失敗する人」はここが違う!
今回は、「成功する人」と「失敗する人」の違いを話していきたいと思います。
「自分はビジネスで成功したい!」「成功する方法を知りたい!」方に向けて解説していきます。
✔︎ 本記事で学べること
・成功する人と失敗する人の違い
・ビジネスで失敗している人の原因
・ビジネスで成功するための方法
ビジネスの「成功」と「失敗」の根本である思考・原因がわかれば、あなたの行動が「成功するための行動」に変わるので、ぜひ参考にしてください。
あなたの身近に成功している人はいますか?
あなたの身近にいる成功している人は、どのような人でしょうか?
少し考えてみて下さい。
ちなみに「成功する人」の定義は人によって違うと思います。
あなたなりに思う「成功する人」で構いません。
どうでしたか?
・「尊敬できる経営者がいます!」
・「会社で一番売り上げを作るスゴい部下がいます!」
・「誰からも信頼される素晴らしい上司がいます!」
おそらく、さまざまな答えが出ると思います。
では、なぜその人達は成功しているのでしょうか?
これまで、私も200名以上の部下を指導してきましたが、成功する、あるいは圧倒的な結果を出す人には共通点があります。
そこで、私が感じた「成功する人の共通点」と「失敗する人の原因」を一つづつ解説していきます。
では、いきましょう!
失敗する人の原因
始めに、失敗する人の原因について解説します。
私は、これまで200名以上の部下を指導してきました。
その中で、結果がうまく出なかったり、仕事を挫折してしまった部下に共通する点が以下の通りです。
✔︎ POINT
・惰性で仕事をする
・私情を優先する
・わかっていても行動しない
ちなみに、ここで言う「失敗する人」は
「ビジネスで成功する上で機会損失をしてしまっている人」です。
前提として、「失敗する人」が悪いと言うわけではまったくありません。
失敗することで、学べることはたくさんありますし、失敗しないと学べないことの方がむしろ多いです。
実際、上記に当てはまっていても結果を出す部下はいましたしね(笑)
ただ、これらが原因でもったいないと思った部下が多くいたのも事実です。
あなたは機会損失していませんか?
共通点を一つずつ解説していきます!
時間対効果を考えずに仕事をする
時間対効果を考えずに仕事をする人は、大きな機会損失をしています。
時間対効果とは、掛けた時間に対してどれだけのリターンが得られるかのことを言います。
費用対効果という言葉の時間バージョンと捉えたら分かりやすいですね。
つまり、掛けた時間に対して給料以上の付加価値がついたリターンを得られるかという考え方です。
時間対効果を考えずに仕事をする人は、まったく学ぶ気、成長する気がなく「惰性」で仕事をしてしまうのです。
・「楽をして給料をもらえれば一番いいじゃん。」
・「最低限仕事してるからこれでよくない?」
このような思考ができてしまうと要注意です。
確かに、言ってることはわからなくもないです。
しかし、そう考えている人は「態度」「言葉」に自然と出ます。
「最低限仕事をする態度」「楽をしようとする言葉」、もちろんすべてが悪いわけではないです。
しかし、あなたが上司ならこの人に、取引先との大切な仕事や契約の要になる仕事を任せようと思いますか?
答えは、NOですよね。おそらく、誰でもできる仕事しか任せなくなります。
つまり、この「惰性」のせいで本来学ぶことができた、「スキル」や「経験」を自ら放棄してしまっているのです。
この、「スキル」や「経験」を得て積み重ねていけば、レベルの高い仕事を任せられキャリアアップができたかもしれません。
先を見すえずに、目先の「楽」ばかり選んでしまうと、大きな機会損失をしている可能性があります。
例えば1日8時間という、同じ時間仕事をするなら、より「スキル」や「経験」を得られる仕事をした方がお得な訳です。
だからこそ時間対効果を考えながら仕事をするようにしましょう。
私情を優先する
「失敗する人」は、私情を優先してしまいがちです。
言葉を選ばずに言うと「自己中」です。
・「私がこうしたいと思うからこうしました!」
・「私は悪くない!絶対にあなたが悪い!」
こういう人、あなたの周りにもいませんか?
「自己中」の人は、素直さがなく客観的に物事を捉えられない人が多いです。すると、他者からのアドバイスを受け入れられず損をすることが多くあります。
上司がいくら的確なアドバイスをしてもそれを受け止めて実践して貰えなければ何の意味もないですよね。
例えば、上司のあなたが「もっと、ここをこう直した方がいいと思うよ。」と部下に言っても「いえ、私はこのままでやりたいので大丈夫です。」と言われたとします。始めはアドバイスをしても、段々と教える気がなくなってきませんか?
もちろん、自分のやり方を貫き通して得られるものもあるので一概にダメとは言いません。
けれども、新しい知識を組み合わせて分かることもありますし成長スピードは格段に上がります。
つまり、本来1日で学べたことも「自己中」のせいで余計に時間がかかってしまうことがあるのです。
失敗する人は、「時間」という貴重な資源をムダにし、自ら自分自身の成長を止めてしまっているのです。
自己中は、臨機応変に使い分けてください。
わかっていても行動しない
「失敗する人」のほとんどは、わかっていても行動しないです。
「やることはわかっている。」「何をすべきかもわかっている。」、でも行動しないんです。
✔︎ POINT
・上司がいるときは行動するけどいなくなるとやらない。
・口ではやってると言うけど実際にはやっていない。
・面倒臭くてやらない。
このような人が多かったです。
しかし、この場合は上司にも少なからず責任はあるでしょう。私も経験があるので、100%責任がないとは言えません。
しかし、誰が原因とかは関係なしで、わかっていても行動しない人は「失敗をする経験」の機会損失をしています。
「失敗」をすることで人は成長をします。「失敗」がなければ人は成長しません。
慣れない仕事、初めての仕事なんて失敗だらけです。
そして、失敗したからこそ、成功するための方法を教えてもらい仕事を覚えましたよね。
確かに、失敗をすると恥ずかしさを感じたり、周囲に迷惑をかけるかもしれません。
ただ、それ以上にあなたが得られるものが大きいです。
仕事のクオリティ、生産性を上げるための経験です。これは、失敗をしなければ得られません。
失敗する人は、自分の可能性に蓋を閉じてしまっています。
行動できるようになれば、あなたの思わぬ才能が見つかるかもしれません。
成功する人の特徴
続いて、成功する人の特徴について解説していきます。
そして彼らには共通点があります。主に以下の3つです。
✔︎ POINT
・とにかく行動する
・目標を決めて継続する
・徹底的に分析する
成功する人は、この3つが必ずといってもいいほどできています。これらができれば、あなたも間違いなくビジネスで結果を出すことができるはずです。
一つづつ解説していきます!
とにかく行動する
結果を出している人で、行動していない人を見たことがありません。
ただし、ただの行動ではありません。「とにかく」行動しているのです。
「とにかく」の基準ですが、あなたが思い立ったらすぐに行動しているかどうかです。
例えば、あなたがYouTuberを目指すとします。
YouTuberには必要な道具がたくさんありますが、パソコンは必需品です。
では、あなたはパソコンをいつ買いますか?
「明日から探せばいいや!」と思った人は、スタートが出遅れています。
YouTuberを目指そうと思った瞬間から、スマホでYouTuber達が使っているパソコンを調べ、即購入してください。
・「でも、高い買い物だから慎重に選びたいです!」
・「いや、損したくないから余裕があるときでいいかな。」
もちろん、そういう考え方もありますが、すぐに行動しなかった分だけあなたの成功が遅れるだけです。
ちなみに、慎重にパソコンを選びたいなら、慎重に今すぐ時間をかけて選べばいいだけです。今できない理由はそんなにないですよね。
余裕があるときがいいなら、無金利でローンを組むことができるパソコンもあります。月々6,000円程度で購入できます。飲み会を1、2回我慢すればいいだけです。
そして、行動を先延ばしにするクセがある人は、最終的に行動しない人が多いのも事実です。
いくら頭の中でいいアイデアが浮かんでも、行動しなければ現実は何も変わりません。
成功する人はそれがわかっています。なので、思い立ったらすぐ行動するのです。
ソフトバンクグループの社長である孫正義さんは、16歳で渡米しました。
そして、アメリカの大学在学中に音声付き自動翻訳機を発明し、今や日本の大企業であるシャープに売り込み一億円を手にしたのです。
この行動力があったからこそ、今のソフトバンクグループがあるのです。
あなたも、とにかく行動することで、想像もできなかった成功する未来にたどり着くかもしれませんよ。
目標を決めて継続する
あなたは、目標を決めて継続しているものはありますか?
ちなみに、この目標はあなたが決めた目標です。
「上司に言われたからやる」とか「会社がこれをしろと言ったから」ではなく、あなたが自発的に決めた目標です。
・「会社に言われたことしかやってない・・・」
・「1週間は続いたけど辞めちゃいました・・・」
・「そもそも、目標すらなく仕事をしている・・・」
と言う声が多く聞こえてきそうですね(笑)
安心して下さい。私の経験上、90%以上の人は継続していないどころか、目標すら決めていません。
90%は言い過ぎだと思いますか?
では、あなたの身近な人を10人思い浮かべてください。
その中で、「私はこうなりたい!」と自発的に目標を決めて、行動を継続している人は何人いますか?
おそらく、0〜1人ではないでしょうか?
つまり、目標を決めもせず行動しないことの方が、世間的には普通なんです。
一見、小学生でもできそうなことですが、できていない人がほとんどです。
90%の人が「なんとなく」で仕事をしているのです。
もちろん、それは全く悪いことではありません。
価値観は人それぞれです。それで、あなたが幸せを感じるなら一番だと思います。
ただし、成功している人で「なんとなく」仕事をしている人は100%いません。
逆を言えば、目標を決めて継続ができたなら、成功するための第一歩を踏み出せたということです。
しかし、「とにかく行動する」「目標を決めて継続する」を実践しても必ず成功するとは言えません。
そこで、成功する確率を上げるために、これらを最大限活かす方法を成功者は行っています。
それが次の項目です!
徹底的に分析する
成功する人は、徹底的に分析をしています。
なぜか?
「行動した量」と「継続した量」を最大限に活かし、最短で成功にたどり着くためです。
例えば、あなたは国語の教師になりたいとします。
しかし、あなたは毎日10時間数学の勉強をします。それを1年間続けました。
では、これは国語の教師になるために必要なことでしょうか?
行動して継続したことは素晴らしいですが、努力の方向が間違っていますよね。
これは極端な例ですが、ビジネスでも同じようなことが起きます。
あなたが、正しい道で最短距離で成功するためには、分析は必須です。
そして、他者よりもズバ抜けて結果を出し成功している人は、「分析」が上手いです。
・自分は、何を求められているのか?
・今の自分には、何が必要なのか?
・自分の武器は、何があるのか?
・失敗、成功から何を得られたのか?
・次はどのように経験を活かすのか?
など、「分析」するクセがあります。
この徹底した分析が、あなたの「行動量」「継続した努力」をムダにせず、成功へ導くチャンスへつなげてくれるのです。
「成功する人」と「失敗する人」はここが違う!【まとめ】
いかがだったでしょうか?
以上が、「成功する人」と「失敗する人」の違いです。
そして、あなたに最も伝えたいことは、成功する人には誰でもなれます。
断言します、誰でもなれます。
今から、成功するための行動を始めることもできます。
条件は、全員同じです。
その中で、誰よりも先に進み出した人が成功していくのです。
ただし、ビジネスで成功することは簡単ではありません。挫折しそうになることも間違いなく出てくるでしょう。
けど、安心してください。成功している人も、初めからすべて成功していたわけではありません。
失敗を積み重ね、学び、成長し、成功していくのです。
誰もが同じ悩みを抱えて、乗り越え成功していきます。
さあ、いつあなたは始めの一歩を踏み出しますか?