蟻の生き方
体の弱った老飼猫が車の下に入ったのがきっかけで、地べたにはいつくばることになった。
そうして、普段は気にしない小さな蟻を見ることになった。
黙々と小さなエサを運ぶ蟻。
何を真面目に運んでいるのかい。
(地下の巣作りのためだよ)
(自分たちで生きていくためだよ)
私が大きなエサを巣の近くに運んであげたら、それでおしまい。
真面目に運ぶ必要もないし、雨や他の敵を気にする必要もなくなる。
少々サボっても私がなんとかするから大丈夫だよ。
君たちは小さな世界に生きてるね。
という、空想劇をした。
てか、私達は上の存在からみたら、蟻なのかもしれない。
あーやだやだ、真面目に生きるのがバカらしくなってきた。
やっぱ楽して生きるのが大切ね〜。
上の存在から目をかけてもらえるにはどうすれはよいか。
そっちが大切だわよ。