縦型洗濯機のワカメ問題を解決する 後編
【縦型洗濯機のワカメ問題を解決する 前編】に引き続き洗濯機の掃除についてお話しします。
前編では洗濯機のワカメの正体をご覧いただきました。
後編では「何をすればいい?」の視点でまとめて行きたいと思います。
なお、縦型洗濯機に主眼を置いているので、ドラム式洗濯機の方には当てはまりづらい部分が多々ありますがご勘弁ください。
では参ります。
洗濯機のワカメ問題を解決するにはいくつかの方法が考えられます。
1.洗濯機を買い換える
一番手っ取り早く、簡単・確実です。
しかし、処分費+新規購入の費用がかかります。
使うことができる洗濯機を、ただ汚れたから捨てる。
物を大切に使い切りたい、貧乏性の(ドケチな)私には不得手な選択です。
しかし、メーカーの部品保有期間6年を超えて使用していて、「調子が思わしくない」「今後の故障が心配」などの場合や、ライフスタイルの変化で洗濯機の大きさが合わなくなったなどの場合は、買い換えの選択が悪いとは限りません。
2.槽洗浄コースなどを使ってクリーニングする
洗濯機の【槽洗浄コース】運転を行う。
1回目の槽洗浄
酸素系の漂白剤を使って洗剤・柔軟剤と皮脂の複合汚れを落とす。
2回目の槽洗浄
塩素系の漂白剤を使って漂白・除菌・消臭をする。
槽洗浄後、ワカメの量は激減しますが、少量のワカメが延々と出続ける可能性が高いです。
やらないよりは、絶対にやった方がいいです。
費用は一番安く上がると思います。
酸素系漂白剤の粉末は、750gで550円くらい(Amazon等)
塩素系の洗濯槽クリーナーは、550g一本で400円くらい(Amazon等)
メーカー推奨の洗濯槽クリーナーも有りますが、そちらは洗浄力は少し高めで値段が高めと言った感じです。
過去に使用したこともありますが、効果が費用に比例していないと感じました。値段分の効果を期待せずに試すくらいがちょうどいいと思います。
3.クリーニング業者さんに洗濯機の掃除をしてもらう
費用がかかりますが、業者さん選びを間違えなければ、確実にきれいになります。
費用が、10,000円~30,000円くらいで、時間は2時間~3時間くらいでしょうか。分解しての掃除になるので、作業する方の技術力で仕上がりの差が出ます。
会社のネームバリューや、ウェブサイトの見やすさよりも、技量がある業者さんを探せるか?がすべてだと思います。
4.自分で分解、掃除する
洗濯槽を取り出すことができれば、掃除は素人でもできます。
仕上がりも時間をかければプロと遜色ないと思います。差があるとすれば、使用する洗剤の差が出るくらいでしょうか。
費用は、分解(洗濯槽取り出すための分解)に必要な工具が少しだけ特殊なので1回のために工具を買っていると割高になります。
と言っても、大きなソケット38mm(約3,000円)やギアプーラー150mm(約3,000円)それに追加の不足工具を買っても専門業者さんをお願いするほどの金額はかかりません。
アマゾンのサイトでは、洗濯機メンテナンス用としてレンチとギアプーラーのセットが2,500~3,700円で販売されているようです。
工具が調達できれば、その他の費用は自分の手間と風呂用洗剤とカビ取り剤くらいなので、何回でも費用を気にせず、好きなだけ掃除ができます。
この選択肢は、私のはおすすめですが、内容が多く誤解を招いてしまいそうなので、別記事で詳細をお伝えしようと思います。
できれば、一家のDIY担当の方に読んでもらえば、洗濯機の掃除ができる内容にしたいと考えております。
皆さんにはどの方法が良さそうですか?
メインテーマである【洗濯機のワカメ問題を解決する】ためには、くどいようですが、前編でご覧いただいた、槽に付着したあの黒カビ汚れを落とさなくてはいけません。
見方を変えれば、あの汚れさえ落とせば問題は解決します。
先ほど紹介した、
1.洗濯機を買い換える
2.槽洗浄コースなどを使ってクリーニングする
3.クリーニング業者さんに洗濯機の掃除をしてもらう
この3案は、さほど難しくないので、こちらで解決しようと思う方はすぐに実行して下さい。
4.自分で分解、掃除する
について、少し面倒なので別記事で詳しくご紹介したいと思います。
最後に
この記事がきっかけで、すでにワカメ問題が解決した人もいるでしょうか?
「自分で分解し掃除する」に、チャレンジしてみようとしている方もいらっしゃるでしょうか?
いずれにせよ、問題の解決に向け前進しているとすればうれしいかぎりです。
自分で訳がわかって、手間と愛情をかけた道具達には愛着がわくと思っています。物を大切に使い切ると、環境にも、財布にもいいと思いますし。さらにいいことは、ポジティブな自己満足に浸れます。
相対的な満足感(承認欲求といいますか・・)は得られませんが、内面から自信がわくような気がします。
私は、愛着がわいた、【声を出さない道具達から応援されている感覚】が好きで、物を大切にしているのかもしれません。
とりとめのない、妄想話になってきたので、今回のお話はこのあたりで終わりにしたいと思います。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。