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縦型洗濯機のワカメ問題を解決する 前編

今回は、世の中で悩んでいる人が多いと思われる、洗濯機のワカメ問題についてお話ししたいと思います。

私の家が縦型洗濯機のため、縦型に主眼を置いて記事をまとめてしまいました。ドラム式洗濯機を使用中の方は参考になりづらく申し訳ありません。

この記事が、【洗濯機のワカメ問題】を解決する一助となれば幸いです。
では参ります。

洗濯機のワカメ問題 我が家の場合

我が家で洗濯機からワカメが出てきたときの様子はこんな感じです。

洗濯機の運転が終わり、洗濯機の蓋を開ける。
洗濯物に、【洗濯機のワカメ】が付いていることに動揺しながら洗濯物を取り出す。

【洗濯機のワカメ】を落とすために、パンパンと洗濯物を払ってみる。
払ったくらいでは、ワカメが完全には落ちない。
かと言って落ちないワカメをつまんで取ろうものなら、衣類にべったりとこびり付く。

なので、払えるだけ払ってそのまま干し乾くのを待つ
洗濯物が乾き取り込むときに、干すときに払い切れなかったワカメをもう一度パンパンと払う。手間がかかります。


さらにイラッとするのは

干すときに払ったワカメは当然のように床に落ち、すぐに集めようとするとべったりと潰れ床にこびり付く。

なので、床に落ちたワカメは乾くまで放置し、カピカピに乾いてから回収する。「この辺にワカメが落ちてるから歩かないでね」などと注意を促されながら。

愚痴のようになってしまいました。
皆さんは洗濯機のワカメとどう対峙していますでしょうか?


洗濯機のワカメの正体を知る

誰が名付けたか【洗濯機のワカメ】。
正体は洗濯機の汚れで、【汚れと黒カビが混じり合った物】が、【洗濯槽や外槽に大量にこびり付き】、これが、洗濯の時に剥がれ落ちたものです。


洗濯機の汚れ、実物をご覧ください

実物を見た方が、実感がわくと思います。
この写真は妻の実家の洗濯機を、私が分解して掃除したときの写真です。
恥を忍んで面前に晒してみたいと思います。

記事用に撮った写真ではないので見づらくて申し訳ありませんが、見づらい中にも目に焼き付く汚さなので、苦手な方は、ぼんやりとご覧ください。

洗濯槽にこびり付いた黒カビ汚れ


外槽にこびり付いた黒カビ汚れ

自分で言うのも何ですが、なかなかの汚さだと思います。

洗濯機のワカメ問題を解決する(妻実家編)

洗濯機のワカメの正体が分かったので、洗濯槽と外槽を掃除すれば、洗濯機のワカメを止めることができます。

【妻実家の洗濯機】の場合

先ほど写真で紹介した妻実家の洗濯機ですが、義両親ともにきれい好きな方なので、蓋を開けて見える洗濯槽は本当にきれいな状態でした。

表から見える部分は防かび剤なども使いながら、徹底的に掃除されていたのだと思います。(これが、一般的な掃除の限界だと感じています。)

しかし、洗濯すると洗濯機のワカメが出てくると言うことで、妻実家の洗濯機は私が分解して掃除をすることにしました。


分解と清掃の様子を大まかに紹介します
内容が少し、専門と言いますか工学系によってしまうので、次の記事まで飛ばしていただいても結構です。
近くに理系の方がいらっしゃるようであれば、記事に目を通してもらい、使える部分があるか聞いてみてください。

妻実家の洗濯機を分解・清掃した様子です

妻実家の洗濯機ですが、日立の【白い約束】7キロタイプ 年式不明です。マイナーな洗濯機なので、手順のみ箇条書きでの紹介です。

1.上部のパネルネジを外し、跳ね上げる
2.洗濯槽の上部リングを爪を外して外す
3.パルセーターを外す
4.洗濯槽を固定しているナット38mmを外す
5.洗濯槽をギアプーラーを使って引き抜く
6.洗濯槽を外槽から抜き出す
7.ひたすら洗う
8.逆の手順で組み立てる

文章にするとずいぶん難しい感じになっていますが、youtubeに分解動画が沢山あると思いますので、詳しく知りたい方は、そちらを参考にしてみてください。

洗濯機の洗い方

【7.ひたすら洗う】の部分について補足します。

外槽は、スポンジで洗います。
プラスチック製なので、堅いブラシなどで擦ったときに傷が付くと、カビが生えやすくなる感じがするのでブラシは使わずスポンジ一択です。

洗濯槽はステンレス部分は柔らかいブラシを使って、プラスチック部分はスポンジと刷毛を使い、汚れを緩めながら洗い、高圧洗浄機で豪快に洗います。

洗剤はお風呂用洗剤と塩素系の漂白剤を使用しています。

洗濯機のワカメの原因になっている汚れは、洗濯洗剤と柔軟剤の成分によってべっとりとしたヌルヌル汚れで、乾燥と湿潤を繰り返すからか、かなり落ちにくいです。

しかし、汚れをふやかしながら洗っていけば、お風呂用の洗剤で十分きれいになります。特殊な洗剤は必要ないと思います。

洗いが終わったら、塩素系の漂白剤をカビが気になる部分に吹きつけ、かつ、全体に漂白剤を行き渡らせ、十分にすすぎます。これだけで新品に近い十分きれいな状態になります。


最後に

記事の後半では、分解・清掃の深い部分に入り込んでしまい、読みづらかったと思います。詳しく伝えようと思えば思うほど、小難しい内容になってしまう癖があり、反省しております。

【縦型洗濯機のワカメ問題を解決する 後編】では、もっと理解しやすい内容でまとめますので、毛嫌いせずにお付き合いいただければと思います。

洗濯機のワカメ問題を「解決する」ことがこの記事のメインテーマなので、後編にもお付き合いください。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。


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