イマジナリーアーキテクチュア(12)あるいはマジックアワーについて

画像1 イマジナリーアーキテクチュア(12)F8 2023年 アクリル:私のイマジナリーアーキテクチュアの彩色バージョンは、ほとんど夜明けや日没の薄明の光、すなわちマジックアワーの光で描いている。私はマジックアワーの風景画、たとえばドイツロマン派カスパー・デヴィッド・フリードリヒ(1774-1840)を偏愛している。
画像2 飛騨高山美術館の夕景(1997年):自分の建築の竣工写真をマジックアワーの光で撮ることができた数少ない例。
画像3 飛騨高山美術館の回廊(1997年):夕暮れせまるなか、水面をわたる回廊と微かな人の気配。この奇跡とも言える瞬間は、今や建築・インテリア写真では巨匠の域に達している奥村浩司先生に撮影していただいた。

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