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これからの計画論の条件(2)計画論の前提・文脈
2.計画論の前提・文脈
計画を考えていくときの前提とか文脈が、これまでと大きく変わっていることは明らかですが、計画論の発想や語り口がまだ追い付いていないように感じます。都市計画など、これまでの成長を当然としてそれをどうコントロールかの規制は多いですが、いまや住宅地は空き家でスポンジ化し、その対処が求められています。新築から減築・転用・廃用へ、開発・ディベロップメントから運営・マネジメントへという計画論の大きなテーマ、パラダイムの変化はすでに周知のことでしょう。
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