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昭和6年の「文藝春秋」はインターネットだった?

昭和6年(1931年)の時代とメディア

手元の「文藝春秋」が発行されてた昭和6年(1931年)は
五・一五事件の前年、関東大震災から8年がたっています。

骨董市で1000円
裏表紙・ローマ字表示あり、チョコレート広告あり

当時は紙メディアが中心です。
もちろん新聞はあります。
雑誌はどうかと言いますと
大衆総合雑誌の「キング」、
若者、中間層サラリーマンを読者にした
総合雑誌「文藝春秋」がありました。

総合雑誌「文藝春秋」とは

この総合がすごい!
編輯(へんしゅう)後記に
”知識の百貨店化が近代生活の要求である以上、、、”
"「世界は動く」「ジャーナリズム展開」"も
はじめたとあります。
又、映画、動物園、相撲、健康などの記事。
著名な財界人の硬派軟派、
二つの座談会、これが圧巻!
随筆多数であの芥川龍之介の消息など、、、

まるでインターネットの世界
おもいませんか?

ネットサーフィンするように
当時の読者は
すきな記事が読めました。

令和5年(2023年)の時代とメディア

紙媒体にインターネットが入り込み
世界と瞬時につながっています。
配信ニュース、検索サービス、
その他、スマホでの支払い等にも、、、
もちろんnoteのような
プラットホームも多くありますね。

令和のメディアは
紙媒体からネット媒体の流れに
こぎだしています。

時刻表から時代をかんじてみる

昭和初期は関東大震災(1923年)後の
交通インフラがすすみました。
旅や出張もしやすくなりました。
移動手段の時刻表も
手元にあると便利であったはずです。
そこでこの「文藝春秋」
全国主要列車時刻表がよろこばれたことでしょう。

ページ角がおれています ここが必要だったかも、、、

令和の現代はちょっとした外出から
海外旅行まで時刻の情報は
インターネットで
検索できます。
便利でかんたん。
よろこばれていますよね。

                                  

やはり「文藝春秋」はインターネット

昭和6年の「文藝春秋」お宝でした。
この雑誌にはきら星のごとく
情報がつまっています。

雑誌のなかを
あちこちさまよっていたら
この記事がうまれました。

読書のよさも再確認です。

ここで大風呂敷
昭和は大衆総合雑誌の世界から
令和はインターネットの世界から
おおくの情報がやってきます。

むすび

93年前も現代も
人々は好奇心がいっぱいで
おなじなんです!

今では目の前に
AIの台頭のような
まだ見ぬ世界が広がっています。
ミーハーなバアバ
わくわくします。

フェイクニュースや
うまい話にはきをつけて
いろんな世界をのぞきたいな~

       完
 

昭和6年3月号の「文藝春秋」の
”座談會”や”随筆”について
以前投稿しました。
硬い文面ですが
お読みいただけます。









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