武田真也

武田真也

マガジン

  • ゲンテンの原典

    患者さんとの触れ合いを通して感じたことを、ゲンテンメソッドを開発した理学療法士が徒然なるままに綴っています。更新頻度は不定期。 理学療法士、柔道整復師、鍼灸師、あんまマッサージ師など臨床家の方々の、明日からの治療に役立つアイデアを共有できれば幸いです。

  • 実践、大腿骨骨折のリハビリ!もしも理学療法士が患者になったら

    現役理学療法士の僕が息子とサッカー中に転倒し、大腿骨転子部骨折に!多くの骨折患者をリハビリしてきたものの、自分が当事者になって初めて知る世界がそこにはあった。現在進行形でリハビリに奮闘する理学療法士の等身大の姿を描くドキュメント

最近の記事

逆立ちゲンテン体操は一方通行を解消する

先週土曜日にAmazonから届いたのは 逆立ちが楽にできるツール 2年前に橈骨頭骨折をしてから 逆立ちの練習をしたくてもできない状況が続いていたが 突如Amazonのおすすめにこの商品が現れ 「これをやるのじゃ!」 と神からの啓示 早速開封して やってみると… 「こりゃいかん!血管がブチギレる…」 やり慣れない動きだったせいか 倒立自体も2年ぶりで 頭に血が上り、目が充血し 顔が真っ赤に!!! 若干頭もふらふらするし こういう時は無理せず痛みなく精神で 運動単位の収斂

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    • ピアニストのための外骨格(エクソスケルトン)がパラドックスを超えるカギに!

      年頭表明で「スポーツと芸術」の枠にチャレンジしていく とYouTubeで話たが さっそく音楽について考えてみよう 今回、参考にした書籍はこちら 伊藤亜沙著「体はゆく できるを科学する<テクノロジー×身体>」:文藝春秋P29〜61 本書を一言で表現すると 「人文系×理工系」 現代では二項対立のような構造で表される 二つの相反する学問を 人体というデバイスを通して 「意識×現象」という形に昇華し 体験と研究をともなった文章に落とし込んでいる点が 非常にゲンテンメソッドと

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      • 机上の空論にならないモノマネ動作分析

        とある患者さんにこんなことを言われた 「理学療法士さんたちは素晴らしい才能を持っている  だって、みなさん人の動きのモノマネがとてもうまい  患者さんの姿勢や動作を真似て、  どうやったらうまく動けるかを的確に伝えてくれる。」 正直言って そんなふうに理学療法士を考えたことがなかった でも、よく考えてみると 歩行分析をするときは必ず患者さんのモノマネをする ベテランになればそれを内部モデルだけで想定できるようになる 動作のモノマネという点においては この仕事を続ける限り

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        • 関節可動域訓練をアップデートした「シン・ROM学」始まる!

          ゲンテンメソッドchを開設し、 動画投稿に本腰を入れ始めて1年が経ちました。 元来、やる気にムラがあり 自分でも何かそれらしき精神の病を抱えてるのかと思うほど 狂ったように動画を作る時と 死んだように冬眠する時を経て やっとペースが掴めてきた今日この頃 2023年は「拡大」をテーマに 新コンテンツを量産しようと試みております その一つが今回紹介する 「シン・ROM学」 ROMというと、 みなさんは何をイメージするでしょうか? このnoteを読んでいる方で 「Read

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        • 実践、大腿骨骨折のリハビリ!もしも理学療法士が患者になったら
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        記事

          失敗体験で深まる連動モジュールの真価

          人生とは、 双極性の波を漂うように ときに歓喜しながら ときに絶望しつつ その波の高低差に一喜一憂し ただ今を受け入れること 子供が生まれようが 病気で寝たきりになろうが YouTubeのチャンネル登録が2万人越えようが 息子とサッカーして骨折しようが それはただ人生という振り子が 極性の端に振り切って 加速度を失い 空間的定位に自分をピン留めしただけのことで そこから生まれる一喜一憂など 意識という、「事象」に対する後付けの文脈でしかない つまりは人生は「退屈」なんだ

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          結果としての「一歩前へ踏み出す」こと

          先日、片麻痺の患者さんの歩行訓練の最中に 「足が引っかからないようするは、どうしたらいい?」 という質問をいただいた 一般的なセラピストであれば 「足を前に出す」ためのプロセスを事細かに解説し 時系列に起こる関節運動と それに対応した筋肉の収縮 そして、そこからフィードバックされるであろう感覚 の話をするだろう 運動学や歩行分析の論文を実装した 無双のセラピストともなれば 「ペリー」や 日本であれば「山本澄子」や「石井慎一郎」の言葉を引用し 異常歩行とはどんなものなのか?

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          オレと雪の女王

          はじめというのは なんとも照れくさいもので 「このnoteには、 こんなこと書いていくんでよろしく!」 的なことを綴るのが 通常の儀礼的な作法になると思うが… タイトルを「ゲンテンの原典」と したからには そんな儀礼的なことにはこだわらず ただここにある ありのままを書いていきたいと思う 「ありのまま」とは何か… 雪の女王が触ったものをどんどん凍らせて 長女的な拗らせを発動し 聴衆の笑顔も凍らせながら殻に閉じこもり 氷の城を作り上げること …ではないことは確かだが 辞

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          【抜釘編 第3話】笑うナース

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          【抜釘編 第2話】PCR検査

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          【抜釘編 第1話】遠足の前のドキドキ

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          【第77話】新たな夢へ

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          【第76話】最後のリハビリ

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          【第75話】退院の決意

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          【第74話】子供たちと感動の再開?

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          【第73話】OTで徒手療法訓練?!

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          【第72話】新人時代の自分へ

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