見出し画像

売る行為は悪いことですか?

人に【ものを売る】ことに抵抗がある人って多くないですか?私もその一人です。
しかし、世の中には【ものを売る】ことが得意な人がいるのは事実です。
さて、なぜ得意なのか?考えてみました。

私が売っていたもの

私は営業職から逃れるよう働いています。
そんな中で、私が経験した営業は生命保険の外交員です。そうです、皆さんが毛嫌いする生保の勧誘です。
私は決して生保の外交員で成功したとは言えません。3年務めることが出来ました。この3年間で営業の楽しさと厳しさ、そして何よりもマインドが大事なんだなぁと知ることが出来ました。
外交員としては成功できませんでしたが、私の人生の中で意味のある3年間でした。
その経験から書き進めていきたいと思います。
経験と言っても【成功】していないので参考になるかなぁ??

売れる人は何を売っているのか?

私が所属した保険会社にも、当たり前ですが有績者のかたがいます。そりゃもう毎週毎週保険を売ってくるわけです。
入社当初、私も無我夢中で売れた時期もあります。
外資系だったので、報酬はフルコミッション!!半年ごとに雇用の査定があります。逆に言えば成績さえ上げていれば、報酬は青天井ってことです。

話を戻します。私が結果を出していた時のマインドはこんな感じでした。
『みんな保険の知識がない。しかも目的に合った保険に入っている人は少ない。そのことを早く教えないと。それを伝えていくことが仕事なんだ!!』と。私と保険の話をすることで、お客さんは絶対に得すると思っていました。
お客さんと一緒に保険を確認した結果、『今加入している保険は絶対やめないほうがいい』とアドバイスすることもありました。
その結果、いくら断られたとしてもメゲルことはありませんでした。
そんな状態で営業をしていれば、黙って結果も付いてきました。
習慣最多件数で表彰されたこともありました。

保険を売るというよりは、信用を売っていたんですね。

今みたいに自分で調べて保険に加入するって人よりも、『保険は付き合いで加入するもの』って人や、『社会人になったら保険に入らないと』って感じの人が多かった印象です。そういう人が多い分仕事がしやすかった面も正直あります。
そんな時代だったからこそ、より『正直』をモットーに営業していました。

売れなくなった時のマインド

そうは言っても『スランプ』はやってきます。
そんなスランプが何カ月も続きました。そうなると、半年ごとにやってくる【査定】が頭によぎります。
『あ~後○○円足りない!!』と...
そうなると、今までお客さんのために話していた保険の話が、途端に自分のための保険の話になってしまうんです。これが負の連鎖の始まりでした。
元々世間の印象が悪い保険外交員。アポが取れて話が出来たとしても、成績が喉から手が出るほど欲しい外交員の話なんてなんの価値もないですよね。保険が取れるわけがありません。他の外交員と変わりないんですから...

ウィンウィンではなく、私の一人勝ちしか頭になかったですね💦
完全にダメダメ外交員でした。
当時のお客さんに感謝したいです。私から保険に加入しなかったことを。
当時勧めた保険に加入していたら、私が後悔しています。

まとめ

ものを売る行為は、決してわるいことではありません。
大切なのは、売るものに見合った料金設定なのか?ってことです。
また、売り手だけがWinなものは良くありません。お互いにWinWinでなくてはいけません。
まして、騙したり・嘘をついて売ってはいけません。結果自分の首を絞めることになりますよ。

ものを売ると言うより、価値を売ることが大切です。
お客さんにとって何が必要なのか?を考え、常にお客さんにとってを考えることが、あなたや売ったものに価値を付けることが出来ます。
更に『あなたから買った』と言う付加価値が付くとしたら、その人はあなたから買い続けます。

売る行為は悪くない!!売る行為をしている時の【マインド】で”善”にも”悪”にもなるってことですね。

最後にいつものです。本紹介

では、また明日👋

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?