物理攻撃のダメージ計算式
本記事は有料設定していますが、必要な情報は全て無料で読めます。有意義な情報だと感じたらポチっていただくかSNSでシェアいただけると嬉しいです。
■ 重要
確認のために色々なモンスターで試してみたら計算が合わない場合が多いことがわかりました。スネアラットL29が特別だった可能性があります。検証を続けるので続報をお待ちください。
→ 属性倍率が入る場所が間違っているみたいなので考え直します!
→ 現状の計算式で属性倍率を得る方法を「補足:属性倍率について」に追加しました。
■ 物理攻撃のダメージ計算式
物理攻撃ダメージ = int( [ int( int(攻撃力/10) * (威力/100) ) - 防御常数 ] * 属性倍率 )
基本的な考え方は以下です。
・威力100の場合、基本ダメージは攻撃力の1/10
・威力200の場合、基本ダメージは2倍
・実際のダメージは基本ダメージから対象の防御常数を減算
・さらに属性倍率を乗じたものが最終ダメージ
・通常攻撃(オートアタック)はこの後に乱数の計算が入る。
・スキルは乱数を持たず固定ダメージとなる。
・多段ヒットの場合、ヒット毎に対象の防御常数による減算が入る。
*計算式中の int(x) は x の小数点以下を切り捨てることを意味する。
*防御常数はモンスターによって異なる。
■ 検証
シーフで6通りの攻撃力で上記計算式と実際のダメージ表示の比較を行いダメージが一致することを確認しました。
ついでに上記計算式を用いてオシャレSR武器に付属するスキルの威力を逆算しました。
・王子の細剣【シャイニングソード】
→ 威力900 / 光属性 / ヒット1
・竜口銃【パージカッター】
→ 威力472 / 物理属性 / ヒット2
・ハイビームライフル【ヘッドショット】
→ 威力990 / 火属性 / ヒット1
・ソウルランス【ライトニングスラスト】
→ 威力472 / 風属性 / ヒット2
・救国兵団の長剣【無影剣】
→ 威力150 / 物理属性 / ヒット5
■ 課題
本計算は先に対象の防御常数を算出する必要があります。焦土やエントランスのシュカルのように全属性に倍率がかかっている場合は計算ができません。属性倍率が不明な場合に防御常数を得る方法を考えたいと思います。
→ 少し手間がかかりますが未知の防御常数と属性倍率を推定する方法が見つかったので「補足:全属性に倍率がかかっている場合の推定」に記載します。
また、オシャレSR武器の付属スキルには「光属性物理属性ダメージ」のように複数の属性が重複するような記述があることに気づきました。この辺りをさらに調査しようと考えています。
■ 補足:対象の防御常数を得る方法
計算に使うスキルの属性倍率が1倍のモンスターを選ぶ。
物理攻撃のダメージ計算式を用いて期待値を得る。
実際にスキルで攻撃して非クリティカル時の実際のダメージを得る。
期待値と実際のダメージの差が対象の防御常数となる。
■ 補足:属性倍率について
本項はわたしの推測ですが、属性倍率がかなり細かく設定されていると考えると、先述の計算式を使って表現することができます。mとnの整数比の中から倍率を探すと一致するものが見つかると思います。
属性倍率1と比べてどれくらいの比率で増えるかなので、この考え方であっているような気がしていますが、式と倍率の表現を簡略化する方法がないかは引き続き考えていきます。
■ 補足:全属性に倍率がかかっている場合の推定
【TBD:執筆予定,2023/11/13】
■ 補足:物理攻撃と魔法攻撃
元素騎士の攻撃方法と属性の関係がやや分かりにくいので留意する必要があります。
まず、攻撃方法には「物理攻撃」(剣などの武器による攻撃)と「魔法攻撃」(魔法による攻撃)があります。攻撃方法はダメージ計算の方法に影響します。
「物理攻撃」のダメージ計算には「攻撃力」が参照されます。「腕力」は、上がると「攻撃力」が上がるため間接的にダメージに影響します。「腕力」が高くなるほど「攻撃力」の上昇倍率が上がるという特性があります。
「魔法攻撃」のダメージ計算には「魔法攻撃力」と「知力」が影響します。「知力」は「腕力」と異なり、ダメージに直接影響し、また「腕力」のように高いほど「魔法攻撃力」の上昇倍率が高くなることはありません。
次に属性には以下の8つの属性があります。
・物理属性
・魔属性
・火属性
・水属性
・風属性
・土属性
・光属性
・闇属性
つまり、「魔法攻撃の物理属性」や「物理攻撃の魔属性」のダメージが発生します。また、「魔属性」と「闇属性」が個別の属性として扱われていることにも注意が必要です。(更に一部のスキルでは属性が明記されていないものがあります。その場合はわたしの知る限りでは物理属性です。)
各種耐性は「属性」に対して影響します。仮に「物理属性耐性」を上げた場合、「魔法攻撃の物理属性ダメージ」と「物理攻撃の物理属性ダメージ」を軽減することはできますが、「物理攻撃の他の属性ダメージ」を軽減することはできません。
以下に攻撃方法と属性の組み合わせを例示します。
・ドラグランサー【ソニックインペイルLv2】
「魔法攻撃による威力245の風属性ダメージ」
「物理攻撃による威力230の風属性ダメージ」
・ファイター【魂震練気斬】
「物理攻撃による威力300の魔属性ダメージ」
「魔法攻撃による威力300の魔属性ダメージ」
・ドラグバスター【マギブレスLv1】
【魔法攻撃による威力378の魔属性ダメージ】
・ウォーロック【生命枯渇】
【魔法攻撃による威力1015の闇属性ダメージ】
・シーフ【ハートスキューア】
「物理攻撃による威力250の物理属性ダメージ」
・アサシン【猛毒の吹き矢】
「魔法攻撃による威力200の物理属性ダメージ」
・シーフ【永き眠りへの誘い】
「物理攻撃による威力250の物理属性ダメージ」
*物理ダメージ=物理属性ダメージと読み替えが必要
・シーフ【殺しの前撃】
「物理攻撃による威力200の物理属性ダメージ」
*属性が明示されていない。(検証の結果、物理属性でした。)
ここから先は
¥ 100
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?