今年も“おいで”の季節がやってきた。 9月頭の週末に水上温泉メイン通りが舞台となって行われる 水上温泉おいで祭り 今年は 7日(土)18:00〜21:00|おいで踊りパレードほか 8日(日)15:00〜20:00|ビアガーデンほか にて開催 「おいでや、おいで。水上温泉〜♪」 このフレーズが頭をよぎるとわずかな体温の高まりを感じるのは筆者だけではないはず。 地元有志とボランティアによって構成される実行委員会が主催するこのお祭りはコロナ禍の3年をまたいで今年で15回
昨年2月に台湾は「台南」という街にはじめて訪れてからというもの、この街に魅了され続けている。数えて5回目となる古都台南への旅。訪れるたびにあらたな感動がある。 今回の旅のテーマは、16年ぶりに台南で開催される「台湾ランタンフェスティバル」を見ることと、古きを残し新しく活かす台南風リノベーション事例を改めて見て回り、その知見をみなかみへ持って帰ること。 開府(大航海時代にオランダ人が現在の安平に上陸して近代都市の開発がはじまって)400年の記念すべき2024年は、「台南4
前編では、この目で見たもの手で触れたものなど客観的な事柄について書いてきたが、後編ではそれらを踏まえた見解や自身が感じたことについて、旅の総括と備忘の意味で拙筆ながらも主観的に綴ってみたいとおもう。 ▼前編はこちらから 機能的且つ洗練されたスイススタイルのデザイン スイスを歩いてまず感銘を受けたのは、その自然景観はさることながら、それを阻害しない案内サインや店舗サインの美しさ、そして示すべきことはしっかり示すという機能性。 元より多言語国家であったスイスでは、複
旅の醍醐味は異世界や異文化との邂逅にある。今まで目にしたことのない景色、吸ったことのない空気、口にしたことのない味わい、その異質さによって日常から遠く離れた土地へ来たことが実感でき、好奇心が呼び起こされる。昼夜逆転の時差のなか重いバックパックを背負って何キロも歩くことの疲れなんぞは、道中絶え間なく活性化されるドーパミンが簡単に解決してくれる。 今回は世界屈指の山岳リゾートを有するスイスへの旅。 そのスケールにこそ違いあれど、6年前に移住し今も暮らす群馬県みなかみ町とロ