飲食店開業のチェックリスト。
どうも、のぐちです。
私達は飲食店を経営していますし、コンサルで飲食店に関わっています。
ジャンルとしては、居酒屋、焼肉店、バー、唐揚です。来春より、弁当屋さんを開始するように、現在動いている段階です。もちろん、旨くいった所もあれば、失敗(儲からないが潰れないくらい)した所もあります。
今日は、そんな失敗を含めて、飲食、店舗型、来客ビジネスでの開業チェックリストとしてノウハウを書いていきますね。
なぜ?書くのか?時代がかわり、新しいノウハウが生まれつつあるからです。古いものは排出しますが、まだまだ使えるノウハウです。
店舗型ビジネスを開業するのに一番重要な事。
人はなぜか?自分の住んでいる地域で、自分の出来るビジネスを考えがちです。酷い人なんて、自分が持っている敷地や物件が余っているという理由だけで、そこに、お店をオープンしようとします。
一番多い過ちは、ラーメン屋が潰れた立地で居抜き物件だからと言って、ラーメン屋を始める事です。
そして、俺のラーメンは美味しい!とか、俺の接客は一流だから大丈夫とか、お客様の為じゃない、自分の都合で場所などを決めがちなんです。
店舗型ビジネスを開業するのに、一番重要な事。
お客様目線になる事。
これが一番大切。お客様が望んでいる事に寄り添えば、基本的に失敗する事はありません。
それは、原理原則の世界に入っていきましょう。
1業種、業態のチェックをしよう。
まずは、自分がやろうとしている業種業態が需要があるのかチェックしていきましょう。
例えば、パスタ屋さん、美味しいパスタを提供するのもいいけれど、極論を言えば、パスタはコンビニでも提供されている。
あなたの業種業態を決定していかないといけない。
多くの要素が絡み合いながら、決定していくのですが、今回は店舗型に絞らせて頂きます。
2立地を考える。
立地は店舗型ビジネスを開業する時にかなり重要です。
今回細かい探し方は教えませんが、なぜか、多いのは、空いた物件を中心に考えてしまいます。
この時点でお客様目線ではありませんね。
なぜ?地図に店舗計画を書いて、ここがイイ!というのを出さないのでしょうか?
一般的な人の手順は
不動産サイトを開く
↓
空き店舗検索
↓
あ!ここ良いけど駐車場がない
あ!ここ良いけど家賃が高い。
あ!ここいいけど、少し市街地から離れているな。
↓
でも、しょうがないよね。ここに決めた。
↓
うまくいかなかった場合
(やってみないと解らないよね※正解)と慰める。
私の手順
市街地図に業種別指示人口図を作成する。
↓
この場所なら勝てるという立地に不動産が無いか検索。
※やりたい事では、なく勝てる立地のみで検索し、業種、業態をチェンジ。
つまり、私は飲食店をしようとしていて、勝算が論理的にある場所でしか勝負しない!って言っているです。
逆に、不動産が開いている場所が、飲食店には不向きな立地だけど、美容室には最適だと判断した場合には、飲食店を辞めて美容室をする!と言っているのです。
この立地を探す方法を完全に理解しているのが、パチンコやのダイナムです。だから、ダイナムは郊外にしか店舗をだしません。
※番外偏、良い立地とは何か?考えよう。
この方法を理解できない人は、実は良い立地の定義が違います。
良い立地を「人(お客様)の多い所」と定義しているからです。
お客様が多い立地とは、高級な立地では?
お客様が多い立地とは、仕事が忙しいのでは?違いますか?
私達は「良い立地」=「儲かる立地」と言っています。
ソコソコに人が居て、土地代が安いんですよ。
そしてライバル無し!・・・・から「ガッポシww」
A立地
・50坪・客席30・お客様60人×客単価2000円=売上120000円/日
25日営業×120000円=300万円(家賃60万、原材料60万、人件費171万)
B立地
・50坪・客席30・お客様30人×客単価2000円=売上60000円/日
25日営業×60000円=150万円(家賃20万、原材料30万、人件費57万)
※A立地は月に9万円残ります。
※B立地は月に43万円残ります。
【解説】同じ席数の場合、A立地は2倍のお客様を回している訳ですか、坪効率が、2倍です。つまり仕事量が2倍ある訳ですので、人件費も基本的には2倍です。しかし、2倍は現実的にありません、多くの会社が1.5倍くらいの支出で、実際2倍の労働をさせている事になります。
つまり、きつくてお金が残らないのです。
※オーバーに書いていますがこういう事。
つまり儲かる立地を特定すべきです。
日本の不動産は不動産を知っていても、ビジネスを知らないから
実はかなり美味しい物件を格安で出していたりする事が多いです。
しかも、選ぶ方としては
儲かる立地を探すから、空いている不動産情報に惑わされず
自分に必要な業種、業態、立地、値段、などを検討出来る訳です。
日本で好立地を探すのは難しい事だけど、今なら海外なら、素人が打っても結構あたると思いますので、是非海外を検討して下さい。
ASEANだけでも、日本の5倍はいますから。
探し方を知りたい人は聞きに来てね。
※実はこれで終了。
他にもROI計算などやる事は沢山ありますが、正直この2つをクリアすればよっぽど酷い、ビジネスじゃない限り、失敗する事はほとんどありません。
でも、こんな立地を探す方が今は難しい訳ですが、それは都市を勉強すればわかってきます。
大小の規模はありますが、都市の作りはほとんど一緒です。
駅があり、中心市街地があり、生活支線があり、し支線があり、環状があり、バイパスがあり、アーバン、サブアーバン、準郊外、郊外とある訳です。どの町も作りは一緒なんですよ。
※駅のない所は良く解りません。ww
あなたは、こんな感覚に落ちた事はありませんか?
初めて来たけど、この場所(街)。〇〇の場所(街)と似てないかな?って。
そりゃーそうです。
大手は理解しています。だから、全国に同じ街並みを感じるのです。
解ってないのは、あなただけです。
これが、今までの必勝法だった訳です。
しかし、時代は生もので変わって来ています。
今は、新しいノウハウが確立中です。
それは、別の機会にどこがで、お話しましょう。
では、また!
ここから先は
資本主義の起業の原理原則
これから起業する人向けの原理原則。ビジネスをどのように選択し、どのように組み立てるのか?実は昔から変わらないルールが存在します。そのルール…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?