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病害虫の予防は大切です

ご覧いただきありがとうございます。
今回は病害虫の予防についてお話ししていきます。

その前に、雑談も挟んでみます。↓

部屋に緑があるっていいね!

私自身あまり植物を育てることに興味は無かったのですが、盆栽は昔からカッコいい趣味だと感じてて、シブい鉢と小さいながらも存在感のある木の姿には惚れ惚れしていました。
初めは盆栽を1つだけ長く育てていこうと最初の一鉢を購入したのですが、あれよあれよと部屋の半分を埋めるほどに増えていきました。
部屋に緑があると癒されますし、盆栽は手がかかるんですよね。(良い意味です)
木自体に手を加えることは年間を通しても数回ですが、水やりは毎日必要です。
※冬は2〜3日に一度

こうやって手をかけて育てていくというものが「やってる感」もあり、どハマりしていった理由の一つなのかもしれません。

盆栽をやっていらっしゃる方は分かっていただけるかもしれませんが、木への興味だけだったものが次第に鉢に目が行くようになり、次は手入れ道具まで気になってきちゃうんですよね。

最近購入した鉢です。
中国の宜興という地域で作られた鉢で、日本の侘び寂びを感じられる洗練された鉢に比べ、遊びごころがある鉢だと思います。

はい、このままだと日記みたいになりそうなので、きちんと今回のテーマをお話ししていきますね!

室内で盆栽を育てるメリットは、
害虫の被害を受けにくい(というかほぼゼロ)

盆栽は多くが小さく作られます。詳しく書いても今回の内容と外れてしまうので簡単に書きますが、
盆栽は管理していく上で、自然の木のように巨大になってもらうわけには行かないので、様々な作業を通してサイズはそのまま、またはさらに小さくなるように作っていきます。
そうなると、自然界の木と比べて木自体の大きさにはかなりの差がありますよね。

さらに、植えられている鉢を含め環境として少ない範囲で生きているため、様々な病気や害虫による影響が出やすい(被害が大きくなりやすい)といえます。

※1mあるアンパンにかじりついても全然減ったように見えませんが、10cmのあんぱんにかじりついたら半分無くなってしまった、みたいな。
(うまく例えられてますか?😅)

屋外で育てていると、様々な害虫が寄ってきます。
小さいものならダニやアリ、毛虫やナメクジ、ダンゴムシなど、挙げていけばキリがありません。

さらに、アリやダンゴムシなど、盆栽の生育にそこまで影響を及ぼさない虫ならまだしも、葉を食い荒らされたり、枯れたり、病気などの原因にもなる虫もいます。

しかし、室内で管理しているということは、屋外で育てているようにどこからでも虫が住み着ける環境ではないため、こういったリスクをほぼ根絶できます。
これは室内育成でのメリットですね。

とはいえ、

盆栽に必要な対策は虫だけではありません。
細菌やウイルスなどの病原菌にも対策は必要です。

また、基本的に家庭園芸用で売られている商品のほとんどが治療用ではなく予防用としての効果を示すため、定期的な使用による予防には効果を示しますが、被害が大きくなってしまった際の効果は期待できません。

室内で盆栽を育てていくとしても、予防は大切ですので、しっかりやりましょうね!

もう一度言いますね!予防第一!です!

ちなみに、私が使用しているのはこの3つです。
与えるのは年に4回程度。3ヶ月に1回のペースでそれぞれをローテーションしています。
(薬剤を与えすぎると薬害を起こしてしまうので、用法容量をきちんと見て、与える量・回数には気をつけましょう。)

殺菌殺虫剤は必ず2種類以上を用意しましょう

病害虫対策をする場合は、必ず2種類以上は用意してくださいね。
なぜなら、同じ薬剤を使い続けると、その薬剤に耐性を持ったスーパー病原菌が生まれてしまう(生き残ってしまう)ようで、それを防ぐために違う薬剤を使用してそれを防ごう、というわけです。

真ん中の赤色の製品は
ベニカxネクストスプレーという商品で、病害虫だけでなく殺菌効果もある優れものです。一本あれば安心ですね。若干ツーンとした臭いがあります。

左のサンヨールも殺菌殺虫剤です。こちらも有名な殺菌殺虫剤です。
ベニカスプレーよりも臭いは控えめです。

右側がやさお酢というお酢の力で殺菌殺虫を行う薬剤です。

いずれもスプレータイプで希釈が必要ないのも手軽でいいですね。
(原液で販売している製品もありますが、こちらは水で薄めて使用する必要があります)
ホームセンターに普通にあるものなので、すぐに買えるのも安心ですね。

なお、家庭園芸用なので毒性は低いとはいえ、これらは薬剤になりますので、吸い込んだり皮膚に付いてしまわないように室内での散布は控えて、散布する時は屋外でやりましょうね。

冒頭で「室内で育てているのだから病害虫のリスクはほぼゼロ!」と受け取られかねない表現をしてしまいましたが、私もしっかり予防はしているため、その結果何も起きていないのかもしれませんね。

今回はここまで😆
ここまでお読みいただきありがとうございます😊

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