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同い年から見た久保建英

高校生ライターのゲンです。
自分は今高校3年生でサッカー部に所属しています。タイトルにもある通り日本代表の久保建英選手と同い年です。

今日はそんな僕達から見た久保選手についてお話します。

1 久保建英と高校生

まずは、久保建英を普通の高校3年生と簡単に比較していく。

久保建英はコンディションを整えるため毎晩9時に寝るそうだ。
自分の席の近くに人に聞いたところ11時~1時とばらつきはあるものの、9時に寝ている人はいない。
それまでの時間は受験勉強、テレビ、スマホを触って過ごしたりとそれぞれ有意義な時間を過ごしてる。

久保建英は昔はゲームを全くやらなかったらしく最近になって少しやり始めたそうだ。
現役男子高校生はスマホにゲームを4〜7個ほどインストールしている。

久保建英は戦国武将が好きだそうだ。
周りに好きな物を聞いたところ、読書やYouTubeを見ること、ゲームをすることなど人それぞれの意見が出た。


僕達が毎日授業をして、休み時間に友達とくだらない話をしている時も。
久保建英は毎週末に行われるリーグ戦に向けて毎日トレーニングをしてる。


2 世界が見たKUBOと僕達が見る建英

久保建英は今や国内のみならず世界中から注目を浴びている。
スペイン紙では「必ずマドリーに必要な選手。」「次の世代のメッシだ。」などかなり高評価を得ている。

では、高校生は彼をどう見るのか。

やはり、ほぼ全員が最初に口にする言葉は
「同い年として尊敬している。」
「プレーを見ていて楽しませてくれる。」
「いつかビッグクラブで活躍して欲しい。」
「同じ年でこんなに差があるのか。」

と、賞賛の声を上げているがその中で

「ちゃんと休んでいるのか。」
「この年で大きな重圧に耐えられるのか。」
「大きな怪我が心配。」
「18歳は選択肢が沢山あってこれからなにをするのか選ぶ時期なのに、一生をサッカーに捧げるという選択をするのは早くないか。」

などの、心配や人としての幸せを考える意見が多く出た。

3「久保建英」とは

先程のインタビューで
「久保建英のことをどう思っているか。」
という質問をサッカー部のプロを目指している部長にしたところ。

「憧れはない。」という回答だった。

その時は、授業の移動時間でそこから先を聞くことは出来なかったが。
自分はその回答がずっと心に引っかかっていた。

「憧れはない。」その言葉についてかなりの時間をかけて考えた。

誰もが憧れ。
誰もが期待をし。
誰もが賞賛の声を上げる久保建英。

「天才だ。」「神童だ。」「同い年とは思えない。」そんな自分達の言葉が、久保建英をより遠い存在にしているのでは無いか。


彼の本当の姿はなんなのか。

その答えは意外にも自分の周りに溢れていた。


自分はサッカーが好きだ。その一心だけで毎日部活動に励み、毎日生活をしている。

好きなこと、やるべき事は誰しも持っているはずだ、それがサッカーの人もいれば野球の人もいるし、勉強の人だっている。

久保建英にとってもそれがサッカーだったのだろう。

「天才。」「神童。」その言葉が日本サッカーの発展を妨げているのではないか。

「サッカーが上手くなりたい。」という思いで地道な努力を惜しまず、挫折と成功を繰り返して久保は今の場所にたどり着いたのだろう。

久保は僕達にとって雲の上の存在ではない。

僕達の教科書にするべき存在だ。


#サッカー
#久保建英

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