栄養療法を行う医師の先生方へ ~ 玄米発酵食品(FBRA)を摂取した患者様9名の腸内フローラの変化(MykinsoProを使用)
愛知県豊橋市 やまざき歯科クリニック副院長・山崎隆先生が、玄米発酵食品(FBRA)を摂取した方々の腸内細菌を調べ、その結果をまとめられました。
FBRAは玄米と米糠を麹菌で発酵させた食品で、抗酸化、抗炎症など機能性のエビデンスが40本以上の論文として発表されています。
今回、FBRAを1日21g、3ヶ月間摂取した方9名の、FBRAを摂取する前後での腸内細菌のデータをまとめていただきました。
腸内細菌の検査はMykinsoPro(株式会社サイキンソー)を利用しました。
■腸内フローラの総合判定(A(最も良い)~E(最も悪い)の5段階)は、は、9名中6名が改善していました。
*総合判定で変化がなかった3名も、長寿菌の指標は改善していました。
■短鎖脂肪酸の指標は、9名中6名が改善していました
■健康長寿菌の指標は、9名中6名が改善していました
■腸管免疫の指標は、C~D判定の3名が改善していました
■菌の多様性の指標は、大きな変化は見られませんでした
■途中でFBRAの摂取を止めてしまった方は、腸内フローラの総合判定が、B判定から、3ヶ月後にはC判定になっていました。
FBRAはこれまでに、善玉菌を増やす、単鎖脂肪酸を増やすといった学術研究の結果が論文として発表されています。
Anaerobe, 13, 220-227 (2007).
J. Med. Invest., 58, 235-245 (2011).
今回のデータは、これらの研究を反映した結果となりました。学術研究について、詳しくはこちらをご覧ください。
「玄米発酵食品(FBRA)に興味がある、試してみたい」 という医師・歯科医師の先生方へ
FBRAの見本や資料をお送りしていますので、以下までご連絡をお願いいたします。またFBRAについてのご質問も受け付けております。
株式会社 玄米酵素 水野知光
mizuno@genmaikoso.co.jp