子宮内膜症#5_がんになるかもしれない不安
わたしの子宮内膜症は、卵巣で起きています。
卵巣で起きる子宮内膜症を、卵巣チョコレート嚢胞(のうほう)と言います。
卵巣内の古い血液(嚢胞)は体内に吸収されたり排出されることなく、卵巣に残ります。
月経時に塊がドゥルンと出ることがあると思いますが、あれが水分を無くすと黒っぽく固まりません?
あれが卵巣内にあるんだと認識しています。
あー、うんうん。
がん化するって言われて、なんとなくだけどわかる気がするよね。
体の中にいらないものが居座ってるんだもん。
自分の体から発生したとはいえ、ナマモノだし。笑
卵巣チョコレート嚢胞の約1%ががんになるそうです。
それは正常な卵巣から発生するがんのおよそ8倍だそう。
https://nara-obgyn.com/gynecology_research/
多いのか少ないのかピンとこないけど(笑)、リスクがあると知った時は多少のショックを受けました。
卵巣嚢胞にも種類があるのに、なんでよりにもよってチョコレートなんだ!!
と、嚢胞の種類を恨んだりもした。
でも、病気が発覚してから、もうすぐ丸三年。
がんになるかも、という恐怖は最初こそ感じましたが、今は特に何も思いません。
腫瘍マーカーはたまに検査するし、定期通院もある。
(主治医からは2年に一度の腫瘍マーカーを勧められている)
タイミングが悪ければ気づけないこともあるだろうけど、万が一でも早期発見はできる…はず。
そう思えるので必要以上に怖がる必要はないと今は思えています。
同じ病気の100人に一人、個人的な感覚では別に多いとも思わないのも、楽観的になれる理由かもしれません(笑)
けどいつか、がんのリスクを無くすために卵巣の摘出が必要かも…と想像すると寂しくなります。
卵巣って女性ホルモンが作られている場所だから。
卵巣がなくなってしまったら、女性らしさを失うんじゃないかと…
起きてもいないことをあれこれ心配しているだけだとは思っても、どうかその日が来ないようにと、卵巣がチクチク痛むたびに思います(笑)