閑話休題_勇気をくれた人たち
このnoteを始め、約2週間後に一部の友人・知人にこのnoteの存在をお知らせしました。
このnoteを始めるに当たり、「書く」きっかけや「SNSで発信する」きっかけになった人や出来事がありました。
私に勇気をくれた人たちへの感謝も込めての閑話休題。
発信に踏み切ったきっかけ
は、たまたま見かけた山田ズーニーさんのツイートだった。
このツイートを見て、ツイート内のリンク「Lesson631 傷つけないでと言う前に」の全文を読みました。
「ここに傷があるから踏むな」と、
今後、相手やまわりに禁止をつくる。
どこまでも他力本願、
解決できるかどうかは相手にかかっている。
相手は、言葉や行動にタブーをつくられ、
つまり自由が制限され、窮屈だ。
ハッとした。
被害者ぶった座にいるのは、
けっこう何もしなくてよくて、ラクだ。
傷だ、傷だ、と言っていれば、
まわりが気を遣い、動いてくれる。
まわりが気を遣ってくれたら私は満足なんだろうか。
こうした子宮・卵巣の病気や不妊に関する話題は、結構難しい。
私が「彼氏がいる」と言えば、「結婚は?」と聞かれるし、「それな~」みたいな感じで答えると「子どもが先でもいいじゃない」って、結構多くの人に言われる。
「うんうん、わかるよ。私も同感!でも、薬やめなきゃ妊娠できないんだわ。」
・・・なんてことは言わない。笑
楽しいお茶やお酒の場で、「病気なんですよね」って言って気を遣わせるのは嫌だし、かといって触れないでくれっていう空気を出すのもイヤ。
たしかに、「顔で笑って心で泣いて」っていうシチュエーションはあるけど、気を遣われて話題が暗黙の禁止になることや、友達が子どもの写真を送ってくれなくなるようなことはさびしいから避けたい。
人によってはこうした気遣いがありがたい人もいるから、それはその人の性格に合わせてあげるのが良いと思う。
私は自分の傷よりも友人の幸せを一緒にニコニコ喜べるほうが自分を好きになれるし、何よりも「人は人、自分は自分」というマインドセットがガッツリあるので大丈夫。
腫物として扱われるよりも聞きづらいことは率直に興味を持って質問してもらえたらいいなって思います。
書くきっかけを与えてくれた人たち
「genmaiは文章を書くのが上手だから、ライターとかやったらいいよ。」とか、「エッセイ出したら売れそう」とか言ってくれた、ほめ上手な友人。
「文章が得意なら、ブログとかやればいいじゃない。書くことなんて、あなたの生き様でいいのよ!」と言っていた不思議なおじさん。
書くってことをしたかったけど、別に書くようなことなんてないし、書き続けられるような好きなこともなかった。
数年くすぶって、AMHの検査結果が出たとき、「書きたい!!」って気持ちが溢れた。涙と一緒に(笑)
「わたしとしきゅう」というタイトルでnoteを書きだして、まだ20本程度の記事です。書けるネタなんてあっという間に尽きてしまうかもしれません。
それでも、この連載?を始めてよかったと思うし、続けられる限り続けていきたいと思います。
発信継続に勇気をくれた友人
私がこのnoteを書いていることをSNSでお知らせしたあと、数時間後に「やっぱり恥ずかしい。身バレしないように継続しよう」と思って、その告知を消しました。
SNSに掲載していたのは10時間ほど。そのうち6~7時間は深夜だし、あえて長文で投稿したのに、読んでくれた何人かの友人が「見たよ!」と個別に連絡をくれたのです。
自分の病気と重ねて共感し、応援してくれた友人。
全部読んだよって伝えてくれた友人。
こういう発信尊敬する、とまで言ってくれた友人。
あぁ、誰かの心にちゃんと響いているんだなって思って、うれしくなりました。
今は全体ビュー数やスキが励みになっています。
(みんな、遠慮なくスキしてね!笑)
おとなの小論文教室。
山田ズーニーさんの文章には、ハッとさせられることがよくあります。
ぜひ、「おとなの小論文教室。」覗いてみてください。