子宮内膜症#1_発覚
2018年夏。
行為のたびに出血の跡。(赤裸々ですみません;)
最初は何の汚れかわからなかった。
生理が始まっちゃったのかな?とか、爪で傷ついたのかな?とか思ってた。
でも、痛みがあるわけでもないのに、毎回毎回シーツが汚れることが気になって調べたらガンの可能性があるってことが分かった。
・・・マジか。
そこでようやくクリニックへ行くことを決めた。
クリニックでの所見は、チョコレート嚢胞の疑いとのこと。
よかった、ガンじゃない。相手にうつる病気でもなかった。
しかし、チョコレート嚢胞?なんじゃそりゃ?
恥ずかしながら、この歳までチョコレート嚢胞を知らなかった。
自分が病名を告げられて初めて、これまで「私、卵巣が腫れてるんだ」って言った方たちが、何の病気だったのかが分かった。
チョコレート嚢胞を含む子宮内膜症は、生理のある女性の10人に1人が罹患しているとも言われていて、そんなに珍しい病気じゃないということも分かった。
思い返せば、これまで「卵巣が腫れている」って言ってた友人が何人かいた。確かに身近な病気だ。
その後、2か月ほど通院して大きな病院への転院を勧められ、紹介状を書いてもらい転院。
転院先の病院で、エコー、血液検査、MRIを行い、チョコレート嚢胞と子宮筋腫が確定した。
あのとき、「シーツが汚れて恥ずかしいな」って思わなければ、病気にたどり着かなかった。
痛みがないからと放っておいたままなら、きっと今でも気づいていなかったと思う。
でもね。あの当時、別に日常生活に差し障るほどの症状があるわけじゃないんだから、病名なんてつかなければよかったって思ったんだ。
その当時、クリニックの先生からは妊娠を望むなら子宮筋腫と合わせて卵巣嚢胞も取ってしまったほうが良いと言われていたから。
あー病気ってお金かかるなって思ったんだよね。
でも、そんなの始まりに過ぎなかった。そこからしばらく、悶々と悩む日々が始まったのです。
つづく