第2回好きなフィギュアスケート選手をただただ語る会 〜パトリック・チャン選手〜
こんにちは!おかげんです。
今日もスケオタ全力でいきますよーー!
第2回 パトリック・チャン選手 男子シングル カナダ代表
このお方もすごく素晴らしいスケーターです!
とにかくスケーティングの美しさと緩急のコントロールは世界一だと思ってます。
演技が始まってからあまり時間が経ってないのにグングンスピード感が増していくスケーティングには毎回見とれてしまいます。
一歩一歩の伸び方が尋常じゃないんですよね。
スローテンポの曲でも、アップテンポの曲でもスケーティングがマッチしちゃうんですよね。
これができている選手ってなかなかいないんですよね
彼の並外れたスケーティング技術はコンパルソリーというスケートの基礎的なものをたくさん積んだからこそできるものだと言われています。
1990年までコンパルソリーはオリンピックの種目でした。
今は残念ながら競技としてはありません。やっている姿が地味なのです。
表情に規定の図形を描くという種目で、ジャンプやスピン、ステップなどはありません。
メダル候補として挑んだ母国開催のバンクーバーでは5位で終わってしまいましたが、翌シーズンから世界選手権を3連覇、ソチオリンピックでは銀メダルという偉業を成し遂げました。
この人が調子のいいときは本当に素晴らしい演技をするのです。
ただ彼の唯一の弱点はトリプルアクセルが苦手だということ。
日本の男子選手は意外とトリプルアクセルが得意な選手が多い印象があります。
羽生選手なんかはトリプルアクセルの前に激ムズなステップ(カウンターかな?)を踏んでから軽々飛んでますし。
結構海外の男子選手でトリプルアクセルが苦手なんだろうなという選手は多いのです。
今宇野選手のコーチをしているランビエールなんかも確かトリプルアクセルが苦手だったはず。
パトリック・チャンに話を戻しますね。
彼のこれまでのプログラムで神プロだと思うものをいくつか紹介します
2012-2013シーズン ショートプログラム エレジー ラフマニノフ作曲
ため息が出ちゃうぐらい洗練されたプログラムですよねー!
ジャンプもスピンもステップもどれも完璧。最初っから引き込まれます
2015-2016シーズン フリープログラム ショパンメドレー
4大陸選手権でのこの演技は彼の現役生活で一番の出来だったのでは!と思うぐらい素晴らしい演技でした。
スピード感ある革命からしっとりのプレリュード。最後さらにスピードのあるスケルツォ1番の選曲もなかなかだなーって思います。
ルール改正が起こる前(ジャンプが8回だったとき)の選手で唯一4回転2本で200点越えをした選手だったはず。
しかもトーループ。他の選手は高難度の4回転を3回ぐらい当時飛んでたはず。
これは歴史に残る名演技だと思います。
2013-2014シーズン フリープログラム 四季 ヴィヴァルディ
当時この演技を見たときソチオリンピックの金メダルはパトリック・チャンが取るだろうって思ってました。
まさか羽生選手がガーーっと取ってしまうとは驚きでした。
彼のプログラムはどれも素晴らしいものばかりなので、ぜひ見てください!