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132.やり続ける ルールを作ろう
お疲れ様です。
営業トレーナーの坂山一哉です。
今日も読んでいただきありがとうございます。
前回はやり続けることについて書きました。
でもやっぱりやり続けることってしんどいし大変ですよね。
では私はどうしてきたか?
自分でルールを作ってきました。
例えば、上司時代にずっとやっていたメンバーからの報告への返事。
これって結構時間を取られます。
一番多い時のメンバーの数は15名。
管理職になったころは、報告数に決まりもなかったので
一人一人が5〜6件の報告を上げてくる。
5件としても75件!
これを全部に目を通し、返事を書く。
その後その中からさらに抜粋して
今度は私が上司へ報告。
これ毎週続くんです。
ほんまに嫌になりますよ。
そこでルールを決めました。
①提出日時は月曜日の12時までに提出
(月曜日が祭日の場合は火曜日の12時まで)
(月曜日に有給取得予定も火曜日の11時まで)
②一人の報告数は3件まで。
③月曜日は内勤日(私自身の決め事)
(緊急以外は外勤及び同行は基本的に入れない)
当然ルールを決めるとなると
色々と反発もありました。
でもここで大事なのはちゃんと理由を言ってあげることです。
「皆さんの報告に全て目を通し、返事をし、それから数件分を
まとめて、上長に報告をする。
上長への報告期限は、火曜日の12時。
その他にも、数字のチェックや行動の進捗チェックなどもあるので
月曜日中にそれらを全部まとめたい」
こういう理由を伝えました。
それでも①に対して反論がでます。
そこでこちらから提案。
「では、皆さんの報告に返事をしなくても良いですか?
目は必ず通します。そして抜粋して上長に報告します」と。
すると・・・
返事はして欲しいという方が出てきました。
やっぱり読んでもらっている。
せっかく書いたのに、何の音沙汰もないのは寂しい。
返事に対しては、次の行動にもつながる。
等々、意見を頂けました。
こう言われると、やはり返事は続けざるを得ない。
いや、書いてきて良かった!ってなります。
すると②に対しての意見がでます。
3件の報告は少ないのでは?もっと書きたいと。
実は報告内容によっては、似通った報告が提出されます。
私からみると、「これ必要なの?」って思うことも。
でもそれは言えないので、ここは全員の意見を取り入れることにしました。
基本は3件、ただし沢山書きたい人はそれ以上でもOKとしました。
すると・・・
3件は絶対ですか?って意見が出るんです。
???です。
でもその方の意見は、
そもそもパソコンが苦手。
入力が遅い。
3件もトピックスがないでした。
でもここはノー!
全員がやらないといけないことでもあるので
必要最低限は誰しもやっていただかなければいけない。
その方のためだけというのは、チームへの影響もあると判断したからです。
そしてそれをまとめる私が実行するのに③の私の時間を作ったのです。
こうやって必要最低限のルール作りをすることが大事だと思います。
私が上長になった時、全国には私を含めて18名の所長がいました。
全員が同じことをしていると思っていましたが、後日わかったことに、全く返事をしていなかった方もいらっしゃったのです。
でも、私の営業所のルール、私独自のルールを作ったおかげで、上長をしている間、一度も上司への報告を遅れたことはありません。
それ以上に、全く返事をしていなかった方よりも提出は早かったのです。
やることは沢山ある。
その中でもやらなければいけないことをどの順序でやるかは、その人次第です。
でもその中できっちりとルールを作って実行していく。
それがとてもだいじなんだろうな!って思います。
自分自身の独自ルール。
皆さんも持っておられると思いますが、
部下とちゃんとシェアしていくことが大事なんだと思います。