110.初めての管理職⑦ 支援
お疲れ様です。
営業一筋・営業トレーナーの坂山です。
今日も読んでいただきありがとうございます。
初めての管理職⑦
今日のテーマは
「支援」です。
上司に昇格すると、今まで自分でやってきたことを
メンバーに任せるようになります。
逆に言えば、率先して自分でやってはいけないのです。
何故自分でやってはいけないか?
メンバーは考えなくなりますし、
言われたことだけをするようになる。
メンバーの成長が期待できなくなるからです。
でも今まで自分でやってきたので
どうしてもやりたくなってしまいます。
特に上長になったころは任せることは
とても不安があるのです。
メンバーが失敗したらどうしよう。
顧客から怒られたらどうしよう。
なんて日々不安にもなります。
でもこの不安をグッと我慢して
任せてしまうのです。
そしてここで上長は何をするか?
任せたメンバーを支援するのです。
この支援する。
頑張ってね〜って言うだけでは無いですよ。
メンバーに何を任せたか?
任せた内容にはちゃんと意味があるはずです。
例えばメンバーがあるプロジェクトに関わっている。
そのプロジェクトに関して
①課題って何か?
②課題の重要性は認識しているか?
③課題に対する解決策は?
④解決策に対して行動をどうするか?
⑤行動が出来るかなどの不安があるか?
⑥行動した時の結果はどうなるか?
⑦行動を最後まで諦めさせない
この7項目(もっとあるかもしれませんが)を
きっちりと上司・メンバー間で話し合い、目標を決めるのです。
そしていつの時でも目標に対する行動の中で、
上記7項目を支援するのです。
ここで気を付けなければいけないことは
決して上長が結論を出さないことです。
例えば解決策が分かったが、行動策がメンバーが見つけられ無い時
「○○したらええよ!」的に、答えを言ってしまうことは
絶対にしてはいけないのです。
何故なら、上長が言うことによって
メンバーが考えなくなり、成長につながらないからです。
メンバーを成長させるためにも
いかなる時も支援です。
コーチングの基本なんですね。
やりたい気持ちを
グッと抑えて支援する!
頑張ってくださいね。
ではまた次回をお楽しみに!