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②食生活で避けるべき食べ物【糖】体への影響は?

【糖】ヒトが手にした禁断の果実
自然界において人間ほど甘い物を食べるものはいない
糖は生命の維持に必要なものであり、ブドウ糖を経つと脳は5分で死ぬ
 
しかし、ブドウ糖が血中に溢れると血管がボロボロになる

『牛のアキレス腱』をブドウ糖液に浸す実験




 ブドウ糖は摂りすぎることに問題がある

(以上参考は2022.10.11 NHKヒューマニエンスより)

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甘くて美味しくて、幸せな気持ちになれる砂糖がなんで悪いの?
なぜ避けるべき食べ物なの?
と思われる方もいるでしょう

精製された白砂糖の害は体と精神にも及ぶ!という事を知っていますか?
私は15年ほど前に書籍から、この知識を学びました

ぜひ、貴方にも知って頂きたいと思っています
一緒に学んでいきましょう


※(私は砂糖業界の人間でも医師や研究者でもありません。
不適切、もしくは不正確な事柄や間違い、誤記入が判明した時は訂正させていただきます)


 
 
避けるべき食べ物【白砂糖】
はじめに、私の白砂糖の疑問点二つ”を探っていきます

1.人間の身体と精神まで壊していくと言われる白砂糖は
何からどの様に作られているのか?

2.過剰摂取に依って体はどうなってしまうのか?


 
疑問1 白砂糖・黒砂糖の作り方について

 砂糖の原料はサトウキビ、テンサイ(サトウダイコン)等のしぼり汁を精製したものを使う

原料のしぼり汁を熱し石灰乳を加える
酸やタンパク質を除いた上澄み液を煮詰める
糖液にする
⇒糖液を結晶化させたものが含蜜糖(がんみつとう)

含蜜糖を遠心分離法により「粗糖」「糖密」に分けることを
分蜜といいます


 
精製糖(白砂糖)の作り方


「粗糖」を少ない水に溶かし不要物を濾過し骨炭によって脱色
⇒さらに分蜜を行い結晶化

結晶粒の大きさによって角砂糖・ザラメ糖・車糖・グラニュウー糖と呼ばれます。(これらと三温糖も精製糖の仲間です。)


白砂糖はその精製の過程で石炭や亜硫酸ガス、アンモニア等々の化学薬品が大量に添加されます。そしてその間に、ビタミン類やカルシウムなどのミネラルがすべて失われます。


それで白砂糖のことを「カルシウムのどろぼう」「甘味の骸骨」と言う学者もいます。
自然の植物の【糖】に含まれているものが、いっさい無くなっているからです。

白砂糖の「純粋さ」とは精製の過程でほかのすべての栄養素を除去してしまったもの、それは薬物と同じようなものでもっとも、不自然な「純粋さ」なのです。

黒糖等の作り方
(原材料はサトウキビ)

分蜜しない含蜜糖をそのまま煮詰めて結晶化させたものが赤糖、黒糖、白下糖(しろしたとう)です。


このように分蜜・精製しない黒糖等にはビタミン類やミネラルが、特にカルシウムが多く含まれています。


このように【糖】であっても白砂糖を摂るのと活性有機物質が残る黒糖等摂るのでは、私達の体に対する作用も違ってきます


すべての糖分が怖い、絶対にとってはいけない訳ではなく「糖分」の質を見極めて天然の素材が生きている添加物の入っていない、黒糖・メープルシロップ・純粋蜂蜜(100%)などを慎重に選び、できるだけ適量を使用するようにします。


家族に料理を作っている方、子育て中のお母さんは特に知って欲しいと思います


疑問2 過剰摂取に依って体はどうなる?について

 
 白砂糖の過剰摂取で体は万病に侵されてしまうというのです。

食医学(食べ物の不正を直すところから始める=食養生)を中心とした病気治療(慢性疾患・ガン等)に成果を上げている鶴見隆史医師の著書には、砂糖と現代的疾患との関わりについて多くの事が記述されています


砂糖、特に白砂糖はほとんど良いところがない。ほとんどありとあらゆる疾患を引き起こす可能性のある悪しき物質といっても過言ではありませんと。



砂糖の過食で起こる可能性のある疾患、あらゆる生活習慣病や慢性病(がん・高血圧・糖尿病・脳梗塞・心筋梗塞他)
 
高タンパク食や白砂糖の多い食生活を長く続けると、腸内はアルカリ性となります
体内は弱アルカリ性が良いが、腸内(小腸・大腸)はむしろ弱酸性が望ましいのです。

ところがアルカリ性になると腐敗菌が大繁殖してしまい、その結果“病気の問屋”になるのです(下記の書籍引用)


白砂糖の過剰摂取は以上のような疾患に結びつきます。とにかく全く良いことのない食物の最たる物質、それが白砂糖です。

このように病気になるか!ならないか!が、体に砂糖を摂取した量に比例して多くなるというのです。


 
* 我が家では *
この白砂糖の害を知ってから実際、怖くて使えなくなったのです
私は白砂糖の代わりに、メープルシロップ・黒砂糖・蜂蜜・てんさい糖・きび糖等を使っています

普段の料理には素材の甘さを生かして(玉葱・さつま芋・南瓜等)、出来る限り少ない量の糖分で調理をしています



しかし、料理によっては白砂糖の甘味で美味しくなる食べ物があります
個人の味覚の感想ですが、小豆の料理(お汁粉、餡等)は白砂糖で調理します

それは特別な日、ご褒美として作る料理で1年に2回程、白砂糖を使って家族にも食べてもらっています

 
疑問は今回の二つだけではなく、まだまだいっぱいあります

次回は、砂糖が精神・心に及ぼす怖さを参考図書から抜粋しお知らせしていこうと思います。


最後までお読みいただきましてありがとうございます
お疲れ様でした


つづく
 
参考書籍:
・【新食物養生法】第三書館 鶴見隆史著
1998年出版 
2002年改訂【現代版食物養生法】
・【食物養生大全】評言社 鶴見隆史著 
初版2017年5月25日第1刷
2018年11月第2刷
2021年7月 電子第1版発行
・【無病法】極小食の威力 ルイジ・コルナロ著
2012年6月7日 第1版第1刷発行
2021年9月2日 第1版第10刷発行

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