寒すぎて行き場のない怒り。

げんきと元気じゃないを繰り返す、地球の自転みたいだと笑われてもしょうがないと許せる人間であれ。太陽がのぼっても希望の朝を知らなかった罪人。ふしあわせだと嘆くことは簡単だからいつも汚泥にまみれて眠っている。ねこみたいにさよならしても寂しさは残るから置いていかないでほしかった。一人は寂しい、二人だともっとさびしい。夕暮れがさかむけをちぎってしまったから泣いている。肌のにおいで白く染まる視界は冬のまえぶれ。

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