自分で決めることの重要性〜モチベーションのお話〜
今日はモチベーション(動機)についてのお話。
モチベーション(動機)には2種類あると言われます。
それは「外発的動機」と「内発的動機」というもの。
「外発的動機」とは、
例えば、褒めれらるからやる、良い評価をもらえるからやる、罰を受けないためにやる、お小遣いもらえるからやる…など自分の外側からくるモチベーションです。
それに対し「内発的動機」とは、
例えば、目標達成したい、もっと頑張りたい、数学をやるのが楽しい…など自ら出てくる内側のモチベーションです。
これはよく言われるお話で、なんとなくそうだろうなって感じがすると思います。
そして、この2種類のモチベーションどっちがいいのか?というのは一概には言えません。「外発的動機」の段階を経て、「内発的動機」が生まれたりもします。
でも、最終的な理想は「内発的動機」。
目標があったり、意欲があって、自分から進んでやれるというのは理想です。
そして、「内発的動機」の方が長く続きやすいです。
じゃあ、どうやってそれを生み出すことができるのか?
一つ挙げるとすれば、「自分で決定すること」。
これが大事なんじゃないかと思います。
自分の小学校の頃の話ですが、
習い事として「エレクトーン」・「公文」・「塾」の3つをやっていました。
この中で1つだけやる気があって結果も出たものがあります。
それは「公文」です。なぜやる気があったのか?
それは小学校3年生の頃、圧倒的に計算の速い友達に出会ってしまい、自分もこうなりたい!と痛烈に思ってしまったから。
すぐに、親に「公文に行きたい!」と伝え、一緒に教室に連れて行ってもらいました。
そして、それから中学生になっても通い続け、宿題などもしっかりやり、学年よりもかなり先に進んで学習することができました。これに関してはそれなりに結果が出たと思っています。
これは、やっぱり自分で行くと決めたということが「内発的動機」につながる要因だったと思います。
それに対して、「エレクトーン」や「塾」は気づいたら通っていました。
多分、親に連れて行かれました。
こうなると、エレクトーンの練習や塾の勉強は苦痛に感じます。
(もちろん全部が苦痛ではなく、もちろん楽しい瞬間もあったし、学びもたくさんありました。)
でも、今思えばこの2つに関しては「外発的動機」だったと思います。
そうなると最低限しかやらなかったりして、あまり成果につながらなかったです。
だから、「自分で決める」ということが何より大切だし、それが「内発的動機」につながります。
小中高生であれば、
「塾に行くのかどうか?」「どこの塾に行くのか?」「受験をするのかしないのか?」「高校(大学)はどこに行くのか?」
勉強に限らず様々な面で、こう言ったことを「自分で決める」ということが超重要です。
そんなことを意識してほしいと思います。
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