見出し画像

有名大学に合格する近道

結論: 英語という科目を重点的に勉強すればいいのだ!

夏が過ぎ、2学期が始まった9月。日本全国の高校生の頭の中の構成要素として、中心的もしくは部分的に受験という厄介な単語が思い浮かぶ頃ではないでしょうか。

現在、大学4年目を迎える私も、かつて高校生だったころは受験という単語が頭から離れたことは一度もありません。

受験という単語に付随して思い浮かぶ単語としては、有名大学であり、具体的には早慶・MARCH・関関同立・旧帝大などの大学群だと思います。これらの大学に合格するには、生半可な努力では合格不可能です。高校1年次から黙々と、勉強し続けなければいけません。

ただ、このブログを読んでくださる方の中には、「高3の夏休みに遊んでしまった分、挽回したい!」という思いや「全部の科目を満遍なく勉強するなんてダルイ」と思う方もおられるでしょう。

少なくとも、MARCHや関関同立を狙うのであれば、英語を今から重点的に勉強しておけば、現在高校3年生の方はギリギリ挽回ができ、高校1,2年生の方は、将来的に早慶が狙えるレベルまで学力を伸ばすことが可能です。

ただ、これば文系に限った話になりますので、ご注意を。

さて、なぜ英語を勉強することが重要なのか。

理由は、国語・社会・英語の受験科目がある中で、最も配点率を高めに設定されている教科が英語! という大学が多いからなのです。実際に、調べてみてください。私が現在通っている学習院大学でも理学部を除き、英語の配点が他の科目よりも高いことがわかります。

文学部では国語と英語の配点は同点になっていますが、経済学部や法学部のコア入試では英語が若干、高めに設定されています。

この理由として、各大学では国際化を目指しているためです。

日本国内では少子高齢化が進み、数年後には大学の収入源でもある学生の数が減ってしまう。そうなると、大学としても運営が厳しくなってしまう。それ故に、外国からの留学生を学内に多く受け入れよう!と考えたわけです。

留学生を受け入れることで、大学内で日本の学生と海外の学生の交流が進み、大学としても社会に国際的な人材を提供できます。また、学生の知見も広がるといったメリットがあるため、国際化を推し進めています。

ただ、英語ができない学生が多く入学してしまうと、国際化を推し進めるのに時間がかかってしまう難点や、留学生は英語を話せるにもかかわらず、日本人学生は日本語しか話せないとなると、知見が広がる云々の前に会話が成立せず、なんの刺激も受けられなくなってしまい、留学生の数も減ってしまうという理由があると思います。

大学職員ではないため、詳細なことはわかりませんが、とりあえず英語ができる人を大学は欲しいのです。

だから、英語の配点を高くし、英語ができる人を試験に合格しやすくしているという仕組みがあるのではないかと推察しています。

長々と書きましたが、英語の配点が高いのだから、英語ができるようになりましょうという事です。

英語の配点が高いため、英語で点数を稼いでしまい、残りの国語or社会でも高得点を取ってしまえば受かるも同然なのです。

例えば、学習院大学経済学部コア入試の場合

Aさんの場合

3教科(390点満点)
【国語】90(120)
【外国語】130(150)
《公民》政経 50(120)

合計270点

国語で90点、英語で130点、社会で50点取ったとしましょう。英語の点数が高いですね。

Bさんの場合

3教科(390点満点)
【国語】100(120)
【外国語】50(150)
《公民》政経 100(120)

合計250点

となり、Aさんが合格に近い形になります。

英語の配点が高い分、他の人と差がつけやすいという事です。

特に、学習院の英語の場合、文法問題が多かったような印象もありますし、長文ばかりではないので、苦手な人も文法さえしっかりと勉強していれば、惨敗という事にはならないと思います。

逆に得意な人は、文法問題で9割はとれるようにしましょう。文法で9割取れれば合格は近いと思います。

主観で書いたので、正確性に乏しいのは事実です。私的体験に基づいて書いています。

ですが私自身、受験期は現代文が全くできず(できるのは漢字のみ)、政治経済は7割程度、英語は超得意(特に文法)という人間でした。こういう人間でさえも、英語に助けられ、現在の大学に通えていることも事実です。

なので、英語を勉強しておいて損はないと思っています。大人になっても英語は使いますしね。

あとは当日の運次第。学習院と成城大学あたりは早い時期から入試がスタートするので、入試疲れする前に受けておくこともおススメです。

学習院大学は入学しても損はしない学校ですよ。アニメや漫画に関する授業もありますし。ファッションや映画に関する授業もあります。

受験生の皆様が希望する大学へ入学できることを、心からお祈り申し上げます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?