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バレリーナでありバレエ講師である私がいつも考えていること

おはようございます
限界バレリーナのマーシャです

この記事では現役のバレリーナでありバレエ講師でもある私が常日頃から頭の中でぐるぐるしていることを共有します。
あくまでもマーシャの経験と、マーシャの考えです。バレリーナ、バレエ講師を代表して言うわけでもありません!!!

まずマーシャの自己紹介から⇩

5歳から地元でバレエを始めて、17歳から4年間ロシアに留学していました。

高校は一応卒業しています。

マーシャは発表会、公演、コンクールなど合わせて年間だいたい10回ほど舞台で踊りながら、所属のバレエスクールで教えもしています。

それだけでは食べていけないのでめちゃめちゃ融通を利かせてくれるところで事務の仕事もしています。

バレリーナと言っていますが、ほとんどの舞台がノーギャラ。なんなら出演費も衣装代かかります。
(たまーにギャラをいただける舞台に出演しています)

踊らせてもらえる機会があることに感謝。

という気持ちがなければ続きませんね。

そもそも、バレエ界は“ボランティアはあたりまえ”
みたいな風潮があります。

もちろんバレエスクールにもよるとは思いますが、講師の指導料は1レッスンいくら、交通費が出たり出なかったり、発表会のリハーサルは丸一日で2,000円だったり、自分も踊りながら子どもたちのリハーサルがあると無給だったり…

うちは保護者の方に手間をかけない為に、レンタルのお衣装を直すのも全て指導者がします。空き時間にできない分は家へ持ち帰って作業します。

発表会の作品ひとつにしても、いろいろな作品がある中でも、可愛いお衣装が着られるようにと作品を決めたりします。フリフリが好きな女の子がパンツのお衣装にならないように、同じ歳の違う作品の人と比べて貧相に見えないように、など考えることは無限です。

発表会のリハーサルが始まるとレッスン時間と合わせて拘束時間が倍近くなります。叫ぶ回数も格段に増えます。

だいたい本番の4ヶ月〜5ヶ月前から振り付け、リハーサルが始まりますが前日リハーサル、本番の日のお給料もありません。

うちの場合は、通常レッスン後のリハーサル以外でのリハーサルの回数を提出して、それに少し色をつけてもらったお給料が振り込まれます。

4ヶ月〜5ヶ月、普段の何倍もの拘束時間と労力がかかってますが、色をつけると言っても2万〜3万円ほど。

それでも、もらえてる方、なのかもしれないのです。

めちゃめちゃブラックでしょう。

いや、全ての教室がそうとは思いませんよ

下っ端の講師にも優しくお教室もあるとは思います。

ただ、私と私の周りはそんな感じです。

“ボランティア精神”

たまにやりがい搾取されてるな〜って思っちゃいます。

でもね、やっぱり生徒は可愛くて、子どもたちの成長を見たくて、大変でそれに見合ったお給料がもらえなくても、頑張る子どもたち、どんどん上手になっていく姿をみていると頑張ってよかったなって思ってしまうのです。まんまとハマっているのです。笑

さて、ここまでは子どもの習い事のバレエとちょっとした愚痴?についてでしたが、私がこの記事で伝えたいのは大人バレエについてです。

最後には私がスレッズでお話ししている意見交換会についても書いています!

バレエが大好きな人なら大歓迎なのですが誰でも入れるのは困るので案内のあるこの先は有料にさせていただきます…

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