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相続の落とし穴?慰留分とは?

こんにちは!
ご覧いただきありがとうございます。
げんじボーイです。

元全国トップ5%の成績を収めたFP(ファイナンシャルプランナー)の僕が、お金にまつわるエトセトラをお話ししています。
ちなみに今はめちゃめちゃ普通にサラリーマンをしています。サラリーマン最高。

相続の際、時々出てくる言葉
「慰留分」ってご存知ですか?

これは、最低限保障される遺産取得分で
親族の権利を守るものでもありますが、強制相続分とも呼ばれ、厄介な制度だったりもします。

例えば、遺言によって長男に遺産のすべてを贈られたり
死亡した人に愛人がいて、そちらに財産を残されたりした場合
他の家族は相続を受けることができません、、

そんな時、慰留分を請求すると
家族は必ず一定の財産が取得できます。
この場合は慰留分が役立ちます。

しかし、厄介な場合もあります。
例えば兄弟間で疎遠な人がいたり、仲のよくない場合です。

お父さんが亡くなり、遺言で
「実家で最後まで介護をしてくれた長男に財産を譲りたい」
と書かれていた場合
長男が相続を受けるはずですが

そこに実家に20年以上帰っていない二男がやってきて慰留分を請求したら、その分の財産を渡さないといけません。
こうして親族の仲が悪くなるケースも多いです。

こうした慰留分の問題も
事前に準備しておけば回避できます。

ついつい後回しになる相続の話
早めに考えておきたいですね。

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