芸術家タイプの人にこそウェルビーイングは必要だと思う
よく性格診断等で「芸術家タイプ」と出たら芸術の才能があるわけではなく、社会不適合者だからオブラートに包んで言っているだけだって聞く。
向いている仕事を紹介していてもどう見ても普通の人が稼げないような仕事ばかりが出てくる。
つまり、
「お前みたいな無能な社会不適合者は生きてる価値はないから、死ねってことだよね?」
ってなってしまう。
それが嫌だったらちゃんと直してこい、お前みたいなやつなんかいらんってなってしまう。
ただ、前にも話したけどこの結果が出て一番不幸なのな芸術的な趣味も特技も何もない人であって、本当にそれが趣味や特技ならまだ道はあるし恵まれている方。(例え稼げる段階まで行ってなくても道はある)
実際にこの人は人間性に問題があって社会で働くのに向いてなくても自分の才能で十分稼げているのであれば無理して社会に出る必要性はない。何も出来ず無職でいるよりはよっぽど良い。
そもそも芸術家にまともな人間性なんて求めたらいけない。精神的に不安定な面もあり関わったらろくなことにならない場合が多い。そういう人に限って誰もが惹かれる素晴らしい作品を作る傾向はあるし、だからこそ遠くで見ているだけの存在で十分だったりする。
自分が好きになった芸術家には幸せになってもらいたいと思うし、普通の人と違う生き方をしていても、その人が今幸せだったらそれでいい。
ウェルビーイングというのはそういう芸術家タイプの人にこそ必要なものだと思っている。
実際なんの趣味も特技もない芸術家タイプは
「働きたくない」
「楽して稼げるようになりたい」
などと言う人が多い。
なぜなら自分のやりたいことも見つからないし、仕事をやっていける自信がないから。
特に「楽して稼げるようになりたい」と言う人は騙しやすいし詐欺のカモにしやすい。
こういうのは口癖で言わないほうが良いと思う。
正直なことを言えば、楽して稼げる仕事がないわけではない。その人によってどんな仕事が楽なのかは人それぞれ違うから。だからどんな仕事がいいのかというオススメは言うことはできないし、実際にやってみないとわからない。
勿論詐欺も多発しているから、それを見極める力も必要になってくる。
中には自動的にお金が稼げるようにしている人もいるけど、その人は最初から自動で収入を得られる準備と努力をしているから、今は楽にできるというのもある。最初から楽しているわけではない。
楽して稼ぎたいとか働きたくないと怠けたことを言うより、稼げるかどうか分からなくても「やりたい仕事がある」という人のほうがまだ人として魅力的に見える。
やりたい仕事があるならそれに向かって叶えるように突き進んだほうが良い。
やりたい仕事も何もないなら、自分ができることを探すのが先になるのだろうか。
それでも何か趣味をやったりすることで、自分のやりたいことが見つかる可能性もあるかもしれない。
自分が生きやすくするために「人間関係のストレスを無くしたいから起業したい」という理由をつけたって良いと思う。
何かしらのきっかけは必要だから。
ただ、本気で脱サラして独立したい場合、そんな甘い世界じゃないし、もっとストイックにならないといけないし、自己管理は必要だ。
私は過去に色んな人と組んだことはあるけど、この自己管理が出来ない上に自分がやらないといけないことを他人任せにしているやつはやりたいことで収益を得られず、全員失敗している。
それこそ人の心に負担をかけたことに対して嘲笑ってやりたいくらいに、滑稽だ。
自己管理が出来ない、人任せにしか出来ないなら会社勤めの方がよっぽど稼げる。
それは副業でもいいからやってみれば分かる。やれるなら試しにやってみてほしい。自分の力だけで稼ぐというのは本当に難しいし、余裕で会社で働く給料と同じくらい、それ以上稼げるなんて思わない方がいい。
今はもう個人でも稼げる時代になっているし、会社に依存するほうが危険だと一部で言うくらいだから、起業するという選択肢もある。
昔は起業するなら会社を立てたりお店を出したりする時にお金を借りて経営しないといけなかったけど今はその必要はなくお店を開きたいならネットショップも開通できる。
(勿論商品などの仕入れでお金を使ったり、個人情報開示しなければならないというリスクはある。)
ただ、気軽に開業できる分ライバルは多くなっている。
社会不適合者がお店を持ったり会社を立てるのはあまりにもハードルが高すぎるし死にに行くのと一緒だから、まずは自分自身が稼げるようになるのを目標にしたほうが良いと思う。
勿論、もっと稼ぎたいと思っている人やちゃんとしたビジネスが良いと言うなら、会社やお店出すためにお金を借りる必要はあるけど、そこは自分ができる範囲で合わせたほうが良いと思う。