なでしこ1部、群馬vs名古屋
2022年7月2日、アースケア敷島サッカー・ラグビー場を会場に、
2022なでしこリーグ1部第15節
バニーズ群馬FCホワイトスターvs朝日インテック・ラブリッジ名古屋
の試合が、15時キックオフで開催されました。
約3週間ぶりのホームゲーム。その間に、14節のアウェーでスペランツァ大阪に今シーズン初勝利を献上。その影響なのか和田監督(とコーチ陣)が解任。名古屋戦まで唯一残った阿部GKコーチが練習指導をするという非常事態。結局、群馬の育成のレジェンドである小林監督を担ぎ出したのを前監督解任と共に発表したのが、この日の試合の3日前。
スタグル
この日はキックオフが15時といつもより遅め。しかし色々あって昼食は食べずに試合会場へ。この日はぐんとんキッチンさんでカツカレーを購入しました。
ハーフタイムには海鮮食堂縁さんでレモネード購入。
一番搾りのペナントに隠れて見えない笑
この日の公式記録は、気温36.5℃。試合前に少し吹いていた風も止んでしまい、物凄い暑さでした。
試合前風景
群馬は監督解任、そして名古屋は6月にコロナ陽性者6人確認の影響で、14節からスタメン5人入れ替え。注目していた得点ランク上位を走る山田仁衣奈選手や、一昨年松商vs開志学園で見た(当時、開志のCB&キャプテン。ミドルだったか得点も決められた)平尾愛穂選手は出場。元パルセイロレディースの髙島瑠里子選手もスタメン。
選手入場
ここまでご覧になればお気づきでしょうが、名古屋の選手の写真がありません。
以前、別の記事で紹介したように、なでしこリーグは数年ぶりに会場での写真撮影やSNS利用について一部緩和がありました。
しかし名古屋は、下記リンクにあるようにホームゲームでの望遠レンズ撮影禁止がアナウンスされており、リーグが数年ぶりに解禁した写真撮影のルールにも「ビジターチームの選手を撮影した写真・動画のSNS等への投稿に対しては、ビジターチームのルールが適用される」というものがある為、名古屋の選手がいない画像のみ使っています。
このお知らせが出たのは5月25日、リーグ公式からの一部緩和は翌日。何か関連があるような気がします。アウェーですので確かめる術もなく(名古屋のスタッフさんと話す機会はあったかもしれないけど、そもそもコロナ禍の中で自粛)、今回は断念。
同じ日に似たようなアナウンスを出した群馬に関しては、新しく出たリーグの発表に準じ、特に禁止することはないとスタッフの方に確認済みです。
前半
前半はやや名古屋が押し気味。ただ、現場では気付かなかった(試合後、他の方に言われて気付いた)けど、前半は両チームシュートゼロ。
後半
後半から、名古屋はFW江崎選手を投入。山田選手は守備的MFまで下がってゲームをコントロールする役に。
61分、平尾選手のスルーパスに反応した上田選手が抜け出しクロス。群馬のGK田谷選手が触りますが、こぼれ球が江崎選手の元へ。体勢を崩しながらも落ち着いて決めて名古屋が先制。
写真使えないので公式動画貼っておきます。江崎選手の謎パフォーマンスもしっかり撮れたのに残念。
71分、群馬は2トップの大矢選手と佐藤選手を下げ、宇内選手と古寺選手を投入。宇内選手が右サイドに、右サイドにいた塩谷選手が一列上がり古寺選手との2トップに。この辺りから群馬の勢いが増し、関口選手のアーリークロスに古寺選手がヘディングで合わせる(GKがキャッチ)など決定機も徐々に増えていきます。そして77分。大島選手のアーリークロスを名古屋のGK垣内選手が痛恨のキャッチミス。こぼれ球を群馬の小嶋選手がダイレクトボレーで蹴り込み1-1の同点に。
80分、群馬は左からのCK。小泉選手(CBなのにほとんどCK蹴ってた)のパスにヘディングで合わせたのは、途中出場の古寺選手。最初ファーに陣取ってた名古屋GKが、誰かの動きに釣られて中央に寄ったのもあり、会心のヘディングがゴールに突き刺さり群馬が逆転。残り時間、名古屋は山田選手を前目に戻すも決定機は作れず、そのまま群馬2-1名古屋で試合終了。
試合終了後
ホーム4連勝、関東リーグ時代からのホームでの勝負強さが戻ってきたバニーズ群馬FCホワイトスター。
試合終了後は、群馬のサッカー関係者には有名な(私は長野県民なので存じ上げませんでしたが。Jリーガーを多数育成された方ですが女子チームの監督は初めて)小林新監督、阿部GKコーチ、山口新コーチ、得点を決めた小嶋選手と古寺選手のインタビューもありました。試合動画の最後に入っているのでまだの方もチェックできます。
なでしこリーグ1部は、未消化試合を除くとほとんどのチームは夏休み期間に入ります。
群馬は9月4日、アウェーのハリマ戦から再開。ホームは9月10日の日体大戦が直近になります。
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