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光と影と。なでしこリーグ1部最終戦

2022年10月16日、アースケア敷島サッカー・ラグビー場を会場に、
2022なでしこリーグ1部第22節
バニーズ群馬FCホワイトスターvsスフィーダ世田谷FC
の試合が、13時キックオフで開催されました。

試合前

ここに来るのも今年最後か・・・。

この日は、隣の正田醬油スタジアムでJ2ザスパ群馬の残留を賭けたホーム最終戦だったらしく、敷島公園周辺が大渋滞。駐車までいつもより20分ほど余分にかかり、到着が遅れました。

スタンド中央から

一旦入場し、座席確保。薄曇りで雨を心配してか、前列が結構空いてたのでど真ん中に。到着時には既に両チームの練習中でした。

2020シーズンVer.

売店に行くと、ラス1の「2020ユニフォームベア(GK)」が。折角なんで購入。2020年はコロナ禍で関東リーグ1部(当時)と皇后杯関東予選が全試合非公開。ユニ販売も無く、このユニでの有観客試合は皇后杯本大会の2試合だけでした。

しょうが焼き弁当

恐らく今年最後。海鮮食堂縁(えにし)さんのお弁当。並んで待たないでも良いしょうが焼き弁当にしましたが、野菜も生姜の味が染みてて美味しかったです。

両チームの状況

スフィーダのフラッグ

スフィーダ世田谷FCは、最終戦を迎える時点で首位。別会場で行われる2位伊賀の試合に関わらず引き分け以上で優勝確定、負けても得失点差9をひっくり返されない限り優勝というほぼほぼ優勝確定の状況。優勝した場合、敵地ながらセレモニーを行うことも予定されていて、世田谷サポさんが多く来場。ほぼ半々くらいだったんじゃないかという勢いでした。応援は圧倒的に世田谷優勢。

スフィーダスタメン

私にとっては、スフィーダの試合観戦は2020年Uスタでのなでしこ2部リーグ戦以来なんですが、その時よりも2019年春に行われた親善試合の時の印象が強いです。筑北村サッカー場のリニューアル完了こけら落とし。当時なでしこ1部だったパルセイロレディースが2部のスフィーダ世田谷FCを迎えた試合でしたが、試合は0-4だか0-5で世田谷が圧勝。試合内容は更に差が開き、フルボッコと呼ぶに相応しい内容でした。

バニーズスタメン

迎え撃つバニーズは、8位のニッパツと勝ち点では並ぶが得失点差は大きく水を開けられた9位。下3チームとの差は離れて降格などはない宙ぶらりん状態。
チームトップの5得点?を決めている塩谷選手をサイドに置いた4-4-2。なんでCFで使わないの?

コイントス後、両チームキャプテンのグータッチ
バニーズ円陣
スフィーダ円陣
電光掲示板

試合開始

前半

前半キックオフ
スフィーダの攻撃の中心、大竹選手
前半、6本のCKで押し込むスフィーダ
堀江選手のヘディングシュートはバー直撃
バニーズのGK田谷選手も大忙し
ボールを追うバニーズFW佐藤選手

前半のシュート数はバニーズ0対スフィーダ5。
コーナーキックが1対6。
圧倒的にスフィーダが攻め込むもスコアレスで前半終了。

ハーフタイム

小川選手
大島選手
小泉選手→小川選手
小嶋選手→大島選手
2選手交代
スフィーダは田口選手→中山選手

後半

ざんねーん

後半開始早々、CKの折り返しからバニーズFW佐藤選手に絶好機も、ゴールの枠を捉えられず。

決定機

スフィーダDF柏原選手のヘディングシュートは、近距離でGK田谷選手がブロック。

渾身のヘディング

再三コーナーやクロスでゴールを狙っていたスフィーダの執念が実ったのは57分。アーリークロスに反応したスフィーダFW堀江選手が空中で体を捻りながらヘディング。左ポストに跳ね返ったボールはGK田谷選手に当たってゴールイン。
何故か公式記録では、堀江選手の後半シュートがゼロになってますが・・・。

待望の先制点

スフィーダ世田谷FCが一気に優勝に向けて加速します。

関口選手の素晴らしいサイド突破
ドンピシャクロス
同点ゴール

反撃に出たバニーズの同点弾は66分。
関口選手が相手2人を引き付けながら一気にタテへの加速で左サイドを突破してクロス。これが中央右で待っていた佐藤選手に合い、力強いヘディングにスフィーダGK石野選手が反応するもボールはゴールに。

同点
終了のホイッスル

試合のフルタイム動画。この後のセレモニー2つも入ってます。

試合後

スフィーダ世田谷FC優勝セレモニー

一旦両チーム選手は下がり、セレモニーの準備。

先にバニーズの選手が戻ってきて、迎える準備。

スフィーダ選手入場
メダルは不揃いの形だったようです

バニーズ群馬FCホワイトスター、シーズン終了セレモニー


谷村正代表
小林勉監督
高塚綾音キャプテン

優勝セレモニー後、スフィーダ世田谷FCはアウェー側に移動して記念撮影準備。
ホーム側では、バニーズ群馬FCホワイトスターの選手が並び、谷村正代表、小林勉監督、高塚綾音キャプテンが挨拶をしました。

樫本芹菜選手

スフィーダが撮影の準備をしている間、バニーズのセレモニーを樫本選手が正座して聞いているのが印象的でした。
昨年の1部⇔2部入替戦の試合後、バニーズが勝利の余韻に浸る中で大和シルフィードがシーズン終了セレモニーを行い、濱本キャプテンの挨拶を何人かの選手が喜びの輪から離れて真剣に聞いていたのを思い出しました。
この後、選手一人ひとりからのコメント・・・のはずが、ちょっと色々あり、更に11番の佐藤選手までで途中終了ということに。気になる方はフルタイム動画の終盤でご覧ください。

最後の記念撮影、スフィーダサポの皆さんは勿論優勝を祝う為に来たので、
残っていた皆さんはバッチリ収まっていました。

ですがバニーズの方は、対戦相手の優勝セレモニーは見ずに帰った方も多く、残っていた人も半分ほどしか選手の真後ろに移動せず、寂しい感じに。
私は、地元のパルセイロレディースでも写真には入らずにメインスタンドからゴール裏を撮影するタイプであり、地元でもないのに写真に残るのも申し訳ないので移動はしませんでしたが、うーん、チームも残っていた人もこういうのに慣れてないのか?もう少しアナウンスで移動を促しても良かったと思いました。

あとはもう、適度にファンサ。
スフィーダの皆さん、おめでとうございました。
小松選手と野村選手は作陽高校の先輩後輩かな
長野から移籍して4シーズン目の小高選手。お疲れ様でした。
為保選手、小泉選手、宇内選手。
トレーニングからお疲れ様でした。

あとがき

試合後、色々な人と色々な話をしました。
元々、小高選手が長野から移籍したのが縁で2019年関東1部リーグの早稲田大学戦から観戦し始めて、コロナ禍でのリーグ戦全試合無観客(2020)などもありましたが、4年で公式戦32試合観戦しました。
既に退団・引退した選手・スタッフ含め、感謝です。
来年はまだ未定ですが、皆さんまたどこかでお会いしましょう。
いつでも、懸命に走る人たちを応援し続けます。

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