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緊張と期待と共に。WEリーグ開幕

2022年10月23日、埼玉スタジアム2002を会場に、
2022-2023WEリーグ開幕節
浦和レッズレディースvsAC長野パルセイロレディース
の試合が、14時キックオフで開催されました。

試合前の様子

はじめての埼スタ

抜け道

遠征先で時々使う軒先パーキングでトラブルがあり、近くまで来ていたのにスタジアムに到着するのは20分以上ロス。それでも歩いてそれほど遠くない距離で到着。

写真の角度だとあまり人がいないように見えますが、少し左の屋台エリアには結構な数の人。入場は既に始まっており、多くの人がスタジアムを出入りしていました。

スタジアム内

コーナーフラッグ

長野にいる時は、ほとんどUスタのメインスタンドのホームベンチ裏の少し上の段から写真を撮っているのですが、この日のチケット販売はバックスタンドの座席が大きなエリア(北、中央、南)以外選べず。買えたのは、南側コーナー近くの最前列。久々に知らない人の隣笑。ユニ着てゴール裏も考えたのですが、声出し対象試合で写真だけ取ってるのもおかしなものだし、ゴール裏に入ってしまうとゴール裏の写真が撮れない、反対サイドの試合をほとんど撮れないということもあり、今回はこちらに。まあここも北側のゴール遠いけど。あと、最前列だと色々なものが平行に並ぶのでピントがとっちらかる事が多いんですよねえ。マニュアルで合わせるタイミングはないのでいつもオートなんですが、意図しないところ(スポンサーバナーなど)にピントが合ったりします。

練習開始

久々に、サポーターの声援に迎えられてパルセイロレディースの練習開始。

お気に入りの1枚

コーナーフラッグから、水谷GKコーチ、伊藤有里彩選手、風間選手。
この構図は、いつもいるUスタのメインでは撮れないもの。アウェーならではの1枚ができました。

両チームの練習が終わり、入場前。
この日の先発には両チーム若手も入り、浦和レッズレディースはU20代表でも活躍したDF石川選手が先発。昨年の今頃はJFAアカデミーにいた石川選手。私が静岡へ見に行った試合でえらい目に遭いました(まだ恨んでる笑)

この試合、石川選手はフル出場。勝てば優勝だったバニーズ群馬FCホワイトスターは0-5で敗れ、首位攻防戦だった為勝ち点で並ばれた挙句得失点差で10差付けられ、次の試合の最終節はお互い勝ってアカデミーがなでしこ2部優勝という大逆転劇を起こされました。

2021年10月の記憶

そんな思い出もあり。
あまりにバックスタンドの日差しがきつい上に、荷物削減の為にタオルを忘れたのでグッズ売り場の長蛇の列に並び、石川選手のタオマフを買い・・・たかったけど残念ながら売り切れ(´;ω;`)レッズレディースのロゴタオマフを買いました。
長野の先発の注目は、なんと言っても川船選手。下部組織シュヴェスター出身で、昨年の開幕戦でもアウェーで得点。前日にシュヴェスターが史上初のU-18北信越大会を制したこともあり、川船選手の奮起にも期待しつつ、U20の主力CBで同世代でもある石川選手とどれだけ戦えるか、このマッチアップも楽しみでした。

選手入場

いよいよ、2年目のWEリーグ開幕。

試合

前半

前半立ち上がり、硬さの見えるパルセイロレディースの弱みを見透かしたように、塩越選手が柔らかな身のこなしからのシュートで浦和が先制。このシーン、批評は止めときますが公式記録の田代監督のコメントにある通り、対応が拙かったと現地でも感じました。

更に、エリア内での隙を突かれて清家選手に得点を奪われ、前半11分で浦和が2点のリード。以前の長野であれば、ここからずるずると失点を重ねてアウェーでズタボロの開幕戦・・・と嫌な予感も脳裏を過ぎりましたが。

シーズン開幕前のWEリーグカップでは、今日の対戦相手でもある浦和と共にグループリーグ無敗で最終日まで突破を争った長野。去年とは違いました。こちらも一瞬の隙を突き、川船選手が一気の加速から反撃の狼煙となる一撃。昨年に続きアウェーでの開幕戦ゴールとなりました。

北側ゴールへの得点で、私の場所からは良い写真が撮れなかったのでハイライト動画をどうぞ。
ゴールキックからヘディング2つで繋がったボールを、川船選手が追っていなければ石川選手のミスもなかった。というか、石川選手にとってもあのタイミングで触らなければどっちにしろ独走されると感じたからこその蹴り出し。川船選手にとっては、スピード勝負に持ち込めば世代最高峰のDF相手でも十二分に勝機があることを見せてくれました。
あとは、バックパス対応だったんだろうけどエリア外まで出ていた浦和のGK福田選手。ああいう状況になるとは想定してなかったか。

長野にとっては、川船選手の得点と、その数分後の飲水タイムでだいぶ落ち着きを取り戻したように見えました。

その後は、なんとか均衡を保って浦和2-1長野で前半終了。
上のインスタ引用の8枚目にある、副審、遠藤選手(浦和)、岡本選手(長野)、伊藤選手(長野GK)の4人が直線状に並ぶ構図も、普段撮影する場所では有り得ないものなので、ちょっと気に入っています。

後半

後半は、前半のような硬い入りもなく、浦和が押し気味の中でも一進一退の攻防。浦和は途中交代で栗島選手が約1年ぶりの出場。

長野は70分に、ツートップと三谷選手を下げて大久保、稲村、小澤選手を投入。ただ、ここが機能するまでに時間がかかっていた印象。

84分、浦和にとっては待望の追加点。
途中出場の栗島選手のスローインを、同じく途中出場の島田選手がエリア内で受け反転シュート。これが見事に逆サイドに決まりました。ちょっとここも長野の対応が緩かった。簡単に反転させてるし、囲んではいるけどシュートモーションに入るまで自由にさせてる。

落ち着いてゴール

長野も87分、稲村選手が相手DFからボールを奪いゴール。これはさすがに、浦和DF髙橋選手のエリア手前での切り返しは舐めプ過ぎたか。交代した2人のFWがもう少しボールを追えば良いのにと思い始めていたところでのゴール。ただ、あまりに残り時間が少な過ぎました。

その後、両チームにゴールは生まれず、浦和が3-2で長野に勝利しホーム開幕戦を白星で飾りました。

試合終了後

試合全体で見れば、シュート数11対4に見えるように浦和が終始優勢でした。が、長野もやられっぱなしで大量失点無得点とはならなかったところに、今シーズンの期待が持てるような気がします。正直、瀧澤千聖選手と五嶋京香選手という攻守の大黒柱2本を引っこ抜かれたチームには不安しかなかったのですが、カップ戦までに戦えるチームに仕上げてきた田代監督が、ホーム開幕戦に向けてどこまで修正してくるか。

美味しかったです

試合終了後、まだ外の屋台は半分以上が営業中。これは有難い。
画像のお店で「壺カルビとスパイシー鶏弁当」1,000円を購入。車で高速道路をだいぶ戻ってから車内でいただきました。美味しかったです。

結果も内容も注目の、AC長野パルセイロレディースのホーム開幕戦は、10月29日(土)、長野Uスタジアムで午後2時キックオフです。翌日にはJ3の信州ダービー第2ラウンドも控えていますが、いっそのこと土日ともサッカー観戦(日曜日にはUスタでパブリックビューイングもあるみたいです)なんてのは如何でしょうか。お天気も今のところは持ちそうです。

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